じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



01月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る



クリックで全体表示。
 帰省中、認知症予防のため囲碁ソフトで遊んでいる。最近は安価な囲碁ソフトでも格段に強くなっており、定石を学んだことのない私のレベルでは、置き碁4子のハンディをつけてもらってもなかなか勝てない(レベル「最上級」、定石ファイルと布石ファイルを使用)。
 そんななか、一度だけ囲碁ソフトのうっかりミス?で大逆転したことがあった。
 左の画像では黒番の私は右上と右下の黒石をすべて取られてしまって完敗模様となっていたが、183手目で白番のAIは、中央下のあたりの大石が当たりとなっていることに気づかず、打たなくてもいい場所(画像の「183」)に石を置いてしまったため大逆転となった。AIでもこんなうっかりミス?をすることがあるとは思わなかった。

2023年1月6日(金)


【小さな話題】ヒット商品2022(5)ロングセラー商品と2023年予測/光ナビゲーションキーボード

 昨日に続いて、12月17日にTV東京系で放送された、

●必見!ヒット商品研究所〜2022ベストヒット&ロングセラーのヒミツ!〜

についての感想。今回で最終回。

 放送では、2022年ヒット商品と併せて、ロングセラー商品として「ナノケアドライヤー」と「味ぽん」の2点が紹介されていた。

 このうち、ナノケアドライヤーは、パナソニック独自の技術「ナノイー」を搭載した高性能・高価格のドライヤーであり、10年連続で国内出荷台数No.1を記録しているという。もっとも私自身は、日帰り温泉に行った時以外はドライヤーを使う習慣が無い。ま、年相応に白髪が増え、また年々、髪の毛の本数が減っているが、ドライヤーを使ったからといって黒髪が復活するわけではないし、また養毛効果があるとも思えないので、濡れた髪はタオルで拭くだけにとどめている。念のため妻に聞いたところでは、妻が使っているドライヤーはそんな高価格品ではないとのことだった。

 いっぽう、ミツカンの「味ぽん」はもともと7代目が博多の料亭で水炊きを食べた際にその美味しさに感動し、鍋用の調味料として開発がスタートしたという。まず1964年に「ミツカン ポン酢」として発売、その後味の改良が行われ1970年代〜80年代に「ミツカン 味ぽん」として発売、そしてさらに改良され、現在は「味ぽんMILD」「味ぽん」「味ぽん うまピリ」の3種類の味が展開されているという。ロングセラーとして挙げられるだけあって、妻の実家の冷蔵庫にもちゃんと「味ぽんMILD」が入っていた。

 


 放送の終わりのあたりでは、2023年のヒット商品予測も行われていた。日経クロストレンドに掲載されていたベスト10は以下の通りであった。
 もっとも、放送で紹介されたのは、
  • 第27位:溶けない“氷”
  • 第14位:Steam Deck
  • 【順位不明】腎臓ケア キャットフード
  の3点であった【キャットフード以外は項目のみの紹介】。

 上掲のランキングの第1位の「ステルス家電」というのは、1つの製品で家具と家電が一石二鳥のようになっている物で、例えば冷蔵庫とテーブルや、バスマットと体重計が1つになった製品などがあるという。テーブルの下に小型冷蔵庫を置いたり、バスマットの上に体重計を置いても同じことではないかと思えるのだが、室内のデザインを重視する人には喜ばれるのかもしれない。

 第4位の「魔法の“味変”スプーン&おわん エレキソルト」というのは、「僅かな電流を流し塩味を強めることで、どんな料理も通常の3分の2に塩分量を減らして調理しても、 薄味に感じずにおいしく食べられる」というものだという。塩辛いものを好むものの健康上の理由で減塩を進められている人には朗報かもしれない。もっとも、私自身は、普段から薄味を好んでおり、ほうれん草・小松菜のお浸しは醤油無し、レタスもドレッシング無しで食べているので、わざわざ電流を流してまで塩味を強める必要はない。塩味ではなく、甘味を強めるスプーンやおわんであれば、糖分の取り過ぎ防止になると思うが。

 放送で項目だけ紹介されていた「溶けない“氷”」というのは要するに保冷剤のようなものであると理解した。アイスキューブという名前で出回っているようだ。但し最初から固形物になっていて、コップに入れれば飲み物を冷やすことができる。氷と違って溶けることが無いので、お酒やジュースなどを薄めなくて済む。サイズは1〜2cm程度の小さいモノから、4〜5cmの大きなモノまでさまざまあるというが、あまり小さいとうっかり呑みこんで喉を詰まらせないか心配。

 第14位の「Steam Deck」というのはウィキペディアによれば「Valve Corporationが開発した携帯型ゲーミングコンピュータである。2022年2月25日に発売されたSteam Deckは、Nintendo Switchと同じように携帯機として、またはモニターに接続してプレイすることができる。」とのことだが、私自身は今のところゲーム機には興味は無いので特にコメントはない。

 もう1つ、放送では順位は明示されていなかったが、「腎臓ケア キャットフード」というペットフードが紹介されていた。ネコは腎臓病を患うリスクが高いとのことで、それを防ぐ効果があるというのはありがたい。もっとも人間向けの健康食品と同様、誇大な宣伝には気をつけたいところだ。

 最後に、私自身がぜひ欲しいと思っているのは、最近テレビCMで見かけた、カシオの

光ナビゲーションキーボード LK-520

加齢に伴って手指の動きが鈍くなってきたこともあり、認知症予防を兼ねてピアノを弾く時間を作ろうと思っていたところだが、我が家の部屋の隅にあるアップライトピアノは飾り棚化してしまってすぐには使えないし、もはや指の力が弱まっていて均一の強さで音を出すことができない。私自身は子どもの頃にブルグミュラーの練習曲がやっと弾けたレベルであり、新しい曲を独力で練習する自信は無い。光ナビゲーション機能や、曲目を追加できる機能(有料)は魅力的。なお、鍵盤数が88でなくて61となっていたが、『エリーゼのために』や『乙女の祈り』は、確か88鍵でないと出せない音があったと思う。オクターブを上げるようなキーがついているのだろうか。