じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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今年のお雑煮。九州北部の某地域の伝統を受け継いだもので、丸餅、人参、かまぼこ、スルメなどが含まれているが、年末ギリギリに買い出しに行くため、その年によって購入できる具材が異なる場合がある。2016年1月3日の日記に2016年、2014年、2013年の比較写真あり。

2023年1月3日(火)


【小さな話題】ヒット商品2022(2)「旅行ガチャ」「チューナーレステレビ」「instax mini Evo」

 昨日に続いて、12月17日にTV東京系で放送された、

●必見!ヒット商品研究所〜2022ベストヒット&ロングセラーのヒミツ!〜

についての感想。本日は第25位から17位までの商品について考察する。こちらからによれば、まず25位から21位までのランキングは、 となっていた。

 まず第25位の「旅行ガチャ」だが、リンク先では「旅くじ」は、1回5000円(税込み)のカプセル型くじであると記されていたが、放送のほうでは「旅くじ(ペア)」が1回1万円となっていた。ペアというのは2人分まとめてという意味だろう。ガチャが提供する航空券は、おそらく東京発のピーチ搭乗で、女満別、札幌、釧路、大阪、福岡、大分、長崎、奄美、沖縄、石垣の10カ所のいずれかが当たるという。但し、「ポイントを上回る料金の航空券を購入された場合、上回った分は別途支払いが必要」となっていたので、追加料金を払って行き先を変更することもできるようであった【←リンク先でも、「(シングルのくじの場合)その航空券購入に使える6000円(まれに1万円)分のポイントが入っている」ということなので、行き先は自由に変更できるようである。同じくリンク先によれば、5000円払って、最低でも6000ポイントが当たるというから、実際は1000円+αの値引きに過ぎないが、21年8月〜22年10月に累計2万7000個を販売したというからスゴイ。「旅先がくじで決まるのは一見理不尽だが、「新たな場所を発見する」というワクワク感も実は大きい。実質値引きが1000円程度なのに売れたのは、そこに魅力を感じた人が多かったからだろう。」となっていたが、単に「1人あたり1000円の値引きであってもとにかく安いのにこしたことはない」という理由で買った人もたくさんいるはずで、本当に「新たな場所の発見」をくじに託した人がどれだけ居たのかは疑問が残る。

 第24位の「ぷにるんず」は触覚系を加味した癒やし系のおもちゃであると理解した。実際に手に取ってみないと何とも言えない。
 第23位と第22位は放送では紹介されなかった。このうち第22位の「チューナーレステレビ」というのは何のことかと思ってネットで検索したところ、
  • チューナー(地上波放送や衛星放送を受信するための装置)をあえて外したテレビの総称。
  • 殆どはAndroidのテレビ用OSである「Android TV」などを搭載したスマートテレビ。
  • NHKの受信料を支払わなくていい。
  • YouTubeなどの動画を大画面で楽しめる
  • 地上波の民放番組はTVerで視聴可能。
という特徴を備えていることが分かった。
 もっとも、単にそれだけであるなら、私の書斎にあるデスクトップパソコン用のディスプレイもこれに含まれるようだ。但し私の場合は、テレビ電波を受信できるブルーレイ録画機からHDMIケーブル経由でテレビ番組を視ているので、セットとしてはチューナー付きとなり、当然NHKの受信料の支払い義務が生じることになる【←実際、ちゃんと払っている】。

 第21位の「SPY×FAMILY」は私の興味対象では無さそう。




 次に、第20位から第17位までのヒット商品は以下の通りであった。  まず第20位のインスタントカメラ「チェキ instax mini Evo」であるが、そのようなものがあることは全く知らなかった。ネットで検索したところ、こちらに詳しい紹介があり、どうやら、フィルムを入れて撮影するアナログカメラの機能とレンズエフェクトやフィルムエフェクト機能を併せ持ったカメラのようであった。このほかスマホで撮影した写真をプリントする機能もあるという。
 フィルムカメラとなれば、当然、写真プリントでコストが高くつくのではないかと思ったが、ざっと調べたところでは1パック800円前後、10枚入りなので写真1枚あたり80円という価格になるが、いまの時代、スマホやデジカメで撮影すれば何枚撮ってもタダのところ、何のためにプリントするのかよく分からないところがあった。
 かつて、40年ほど前にインドヒマラヤを旅行した時があったが、当時はまだデジカメもスマホも無い時代であり、現地の人々にポラロイド写真を贈呈するととても喜ばれたものである。もっとも1枚でも撮ったりしたら、ウワサを聞きつけた村の人たちが私も撮ってくれと押し寄せてきて収拾がつかなくなるほどであった。いまでは、同じ村の人たちもスマホを使っているはずだが、プリンターまでは持っていないだろうから、今回紹介されたようなプリント機能は喜ばれるかもしれない。

 次の第19位は放送では紹介されなかったので何とも言えない。第18位の生ビールも、私自身は一切お酒を飲まないのでコメントできない。

 第17位の「セカンド冷凍庫」は放送では紹介されなかったが、ニーズはよく分かる。私の家にも、かつての家電エコポイントの時に購入した小型の冷蔵庫があり、主として私の朝食用のヨーグルト、豆乳、焼き芋、シリアルなどの保管と、冷凍食品の保管に使っている。もっとも冷蔵庫はかなりの電気代を消費しており、本来であれば1台だけで間に合わせるべきものだと思うのだが、いつまで経っても空にならない。


 次回に続く。