少なくとも過去に2回以上観たことがあるが、ロボットを破壊して楽しむショーのシーンは鮮明に覚えているものの、肝心の結末の部分の記憶があやふやになっていた。水中でブルーフェアリーの像に出会ったあたりで、母親と一緒にベッドで永遠の眠りにつくというようなシーンを観たことを思い出した。過去日記を検索したところ、前回観たのは、わずか8カ月前の今年の2月であると判明した。感動的な映画であっても、これほどまで急激に記憶の減衰していたことに我ながら呆れてしまった。ま、考えようによっては、記憶が早く失われれば失われるほど、意外な結末の展開について何度でも新鮮な感動を味わえるという喜びがあるので、必ずしも嘆くことは無い。認知症の兆候は警戒する必要があるが。

羽生さんご自身のツイートで放送日が予告されており、録画・再生で拝見することができた。羽生さんは1995年、当時24歳の時に「徹子の部屋」にも出演されており、天才と言われているが漢字が苦手で小学生の時に学校に残されて練習をしたエピソードが語られていた。羽生さんはその出演の翌年に畠田理恵さんと結婚。
　将棋の世界の特徴として、年齢差の離れた棋士との対局がある。羽生さんがデビューした時には明治45年生まれの棋士と対局、最近では最年少の藤井聡太さんと対局しており、100歳近い幅がある【藤井聡太さんは2002年生まれ、明治45年は1912年なので、正確には90年の幅】。
　対局後は忘れ物が多いというエピソードが語られた。対局で集中していると、他のことがとんでしまうとのこと。
　放送の後半では日常生活、家庭生活について語られた。2人の娘さんはすでに成人式を超えておられるとのこと。ネット上ではいろいろと情報や噂が流れているようだが、少なくとも女流棋士としてデビューする可能性は全くなさそうである。放送でも娘さんたちと将棋を指したというような話は出なかった。
　羽生さんのツイッターでも有名になったが、羽生さんの家では3匹のウサギが飼育されている。このうちラムネは保護されたウサギであるという。また犬も3匹飼育されているがそのうちの1匹、大型犬のルークという犬は、ある日羽生さんが家に戻ったらソファーに座っていて驚いたというエピソードが語られた。このほか52歳となられた現在の健康管理の話題なども取り上げられていた。
　放送では全く語られていないが、羽生さんの最近の話題と言えば、今年度の王将戦での挑戦者決定リーグ戦での御活躍がある。11月11日時点で羽生さんの成績は5勝0敗。二位は豊島将之九段の2勝1敗となっていて、豊島九段が残り3戦で1敗以上するか、羽生さんが豊島九段に勝てば藤井王将への挑戦が決定する。羽生さんは現在通算タイトル獲得数が99となっており、挑戦者となった上で藤井王将からタイトルを奪取すれば100タイトルの達成となる。藤井さんのファンの私ではあるが、このタイトル戦が実現した場合に限っては羽生さんのほうを応援したい気持ちがある。

10月23日からSeason2が始まったということでとりあえず録画予約したが、Season1と同様で、私にとっては難解な内容であり、引き続き視聴するかどうかは微妙なところ。昨年9月7日にも書いたが、このアニメは残虐な殺戮シーンが多くもともと私の好みではなかった。少し前の紹介番組では、フシの成長はエリクソンの発達段階をモデルにしているというような話もあったが、誰も殺されない世界で発達してもらいたいものだ。ま、私の好みではないが、国内ばかりでなく海外でも人気を集めているということなので、もう少し別の見方をすれば興味が持てるようになるかもしれない。