じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



10月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る



クリックで全体表示。


 今年度の胃の内視鏡検査の結果概要。幸い、今回は特に異状は見つからず組織検査も不要となった。


2022年10月8日(土)


【小さな話題】胃の内視鏡検査無事に切り抜ける

 10月7日(金)、胃の内視鏡検査を受けた。この検査は毎年、近隣のB病院で、萎縮性胃炎の定期診察(保険適用)という形で受けていたが、B病院の医師から次回は岡山市のがん検診として受けた方が良いと指示された。ところが今年度はB病院では、がん検診としての内視鏡検査は実施していなかったため、今回初めてC病院で検査を受けることになった。結果は「異状無し」で、特段の症状が無い限りは次の検査は2年後となる。
 胃の検査は、かつてピロリ菌が常在していたこと(2003年に除染)、母親が胃癌で60歳で死亡していること、かつてバリウム検診を受けていた時には数年に一度の割合で「要精密検査」になっていたことなどから、私にとっては健康な高齢生活を続ける上での最大の難関となっているが、今回は無事に切り抜けることができた。




 内視鏡検査はもともとA病院で数回受けたことがあったが、A病院は空いていて待ち合わせ時間が殆ど無いというメリットがあるいっぽう、
  • 鎮静剤を使わずに太いパイプを胃の中に入れるので胃が破裂しそうに感じたり、何度も嘔吐しそうになったりして苦しかった。
  • 一度、胃カメラが胃の中に入っている最中に、看護師さんが投影装置のパソコンのコードに足を引っかけて電源が切れてしまい、パソコンを再起動するというトラブルがあった。
  • 主治医ではなく、非常勤の高齢医師がおぼつかない手つきで操作したことがあった。
など、いくつか不安点があったため、その後B病院に切り替えたが、B病院の場合、
  • 診療の一環で検査を受ける場合は、「事前の問診」、「別の日の検査予約」、「検査後の説明」というように少なくとも3回通院する必要がある。
  • 大病院のため医師が次々と交代し主治医が定まらない。そのため、翌年に再診としての予約ができず、初診扱いにされてしまい長時間待たされる(この病院ではどの科でも同じで、初診で2〜3時間、再診で予約していても1時間以上待たされたことがある)。
といった問題があった。
 今回のC病院は、先着順ということだったので、9時から開始のところ8時21分に到着したものの、会計を済ませたのは12時58分であり、4時間37分を要した(スマホのタイムラインによる)。もっとも、「問診→検査→説明」までが1日で完了したので、合計時間ではB病院よりは短かった。

 なお、B病院同様、今回のC病院でも鎮静剤を使用したが、C病院の鎮静剤はかなり強力で、注射後数分ですっかり眠ってしまい、目が覚めた時にはすでに検査は終わっていた。なので内視鏡を入れたかどうかさえ全く気づかなかった。

 今回は岡山市の「がん検診」として受診したが、今年度は70歳以上の区分となるため基本検査料は1540円で済んだ(70歳未満は4810円)。実際は鎮静剤使用のため550円加算で2090円)。但し、今回は不要となったが、組織検査が必要な場合はプラス5000円ほどかかるということであった。ちなみに昨年、B病院で保険診療として受診した時の自己負担額は、組織検査込みで10500円であった。




 健康診断&ワクチン関係で今年度まだ受けていないのは以下の通り。
  • 肺のレントゲン検査:65歳以上は法定の結核検診として毎年1回受けることが義務づけられているというが、集団検診の時期はすでに終わってしまった。私はタバコは一切吸っていないし、いまのところ咳や痰などの異状も無いので、受検するかどうかは考慮中。
  • 高齢者肺炎球菌の予防接種:60歳の時に受けているが、5年が経過したので、そろそろ再接種を受けたほうが良さそうな気がする。但し、岡山市に問い合わせたところでは、再接種は完全自己負担。また接種を受けたほうが良いかどうかについては主治医の判断によるとのこと。
  • インフルエンザワクチン接種:昨年は在庫無しということで受けられなかった。今年はどうするべきか。高齢者への補助は12月31日までとなっているが、あまり早く接種しても意味がなさそう。かといってモタモタしていると在庫無しで断られてしまう。
  • 大腸がん検診:内視鏡検査は検査前の処置が苦しそうなので遠慮したいところだが、便潜血検査は受けておきたいところ。実際、昨年までは職員定期健診の一環として毎年受けていた。
 いちおう、上記の4つの検査&ワクチンについては、近日中に近隣の病院に問い合わせてみようとは思っている。

 ま、いずれにせよ、検査を受けることは健康のチェックにはなるものの、健康増進自体の効果は全く無い。胃、肺、大腸、あるいは検査対象とならないあらゆる臓器もそうだが、健康増進のための努力は病院などには頼らずに自分で続ける必要がある。私が続けているのは、
  1. 規則的な生活
  2. ウォーキング
  3. Web日記執筆
  4. タバコは一切吸わない
  5. 酒は一切飲まない
  6. 毎朝、自家製のヨーグルト、豆乳、サツマイモを摂取
  7. その他、海藻類、食物繊維などに配慮した食事
  8. 毎日、30分ほど、ネット上の詰将棋、脳トレパズル(短期記憶、クロスワードパズルなど)を解く
などを心がけている。もっとも、別段何かを我慢しているとか、困難を抱えながら努力しているというものではなくて、それが当たり前の生活になっているだけのことだが。