じぶん更新日記

じぶん更新日記・隠居の日々 1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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　楽天版のほうで、花のアルバムの合間に、2006年エジプト皆既日食と遺跡巡りの写真を掲載しているが（直近の日記はこちら）、エジプトについていろいろ調べていたところ、エジプト南部にどの国にも領有されていない土地（無主地）があることを知った。
　ウィキペディアのリンク先によれば、世界に現存する無主地は、

ビル・タウィール。エジプトとスーダンの国境地域。
ゴルニャ・シガ。但し、どの国も承認していない「リベルランドあり。
南極条約により領有権が凍結されている南極。及び、南極条約前にどの国も領有権を主張しなかった南極大陸の一部（マリーバードランド）。
地球以外の天体。宇宙条約により領有の対象外。

　となっているようだ。今回初めて知ったビル・タウィールは、エジプトとスーダンがそれぞれ主張している国境線において、その主張を維持するためには、当該地域を国境の外側に押しやる必要があり、また内陸であるため、第三国が新たに領有権を主張できないという事情によると理解した。

　妥当なたとえ話になるかどうかは分からないが、仮に、日本列島に「北関東国」と「南関東国」という独立国があり、山梨を含む一都七県について、

「北関東国」は、ある時点での条約に基づき、群馬、栃木、茨城、埼玉が自国領土、山梨、東京、千葉、神奈川は「南関東国」であると主張。
「南関東国」は、別の時点での条約に基づき、東京、千葉、神奈川、埼玉が自国領土、山梨、群馬、栃木、茨城は「北関東国」であると主張。

というように異なる主張をしたとする。この場合、埼玉県は両国の領土争いの対象となるが、山梨県はどちらの国も領有していないので「無主地」ということになる。

2022年7月12日（火）
【小さな話題】すイエんサー「動体視力」「やわらか～いからだ」　7月10日に放送された、すイエんサーの二週連続企画「ナゾ男爵からの挑戦状!からだの不思議クイズ」後編の備忘録と感想（前編は7月4日の日記参照）。　後編ではまず、目の働きについて簡単に解説された。目で文字を見ると網膜上には逆さの像ができる。これが脳で正しい上下の位置に修正される。放送ではそれ以上の説明は無かったが、プリズムで逆さに映る眼鏡をずっとかけていると、そのうち上下が正しく見えるようになる。車のバックミラーも、歯医者さんが使っている鏡もそうだが、からだの動きとうまく連携できるようになれば、像そのものがどのように映っているのかはあまり関係が無い。　つづいて詳しく取り上げられたのが動体視力であった。少し前、私自身も高齢者講習で動体視力の検査をしたばかりであったが、同年齢に比べると劣っているという判定になった。　放送で取り上げられたトレーニング法というのは、観光地にある「顔はめパネル」に顔を入れて、顔は動かさず目だけを動かせば動体視力の訓練になる。親指を立てて両腕を幅70cm～1mほどに広げ、目だけを動かしながら親指の爪を左右交互に見る。続いて、腕を上下に広げて、目だけを動かしながら上下の親指の爪を交互に見る。毎日、上下・左右15往復ずつを目安に続けるのがオススメ。ということであった。　この訓練が高齢者でも有効かどうかについては特に説明は無かったが、私もとりあえずチャレンジしてみようかと思う。　もう1つ取り上げられたのは「コントーションで、元はモンゴル伝統の曲芸として知られている。そういえば、私も、2019年西モンゴル旅行の帰りに民俗芸能鑑賞会場で演技を拝見したことがあった。　放送によれば、からだの柔らかさは筋肉に依存している。柔らかくするには、ランニングをすると、からだが暖まり、柔らかくなる。筋肉を構成する筋膜はコラーゲンなどの繊維が複雑に絡み合っているが、温めると絡み合っていたものがほぐれて伸びやすくなる。長座の体勢で、筋肉を3分以上伸ばし続けると筋膜が緩んで伸びやすくなる。お風呂などでからだを温めた後に3分間伸ばすストレッチを、最低でも週に3回行うのがオススメ。ということであった。もっとも、高齢者が無理にこういうことをすると、骨折や筋断裂の恐れがありそう。また、コントーションが、訓練を受けている子どもたちの身体的発達に好影響を与えるのかどうか（発育を阻害することはないのか）、あるいは高齢者がトレーニングした場合に健康寿命の延伸に有効かどうか、については特に説明はなかった。　2019年12月、カルロス・ゴーン元会長が、関西国際空港から音響機材搬送用の箱に隠れて自分のビジネスジェットで密出国、レバノンへ逃亡するという事件があったが、コントーションの訓練をしておけば、より小さな箱に隠れることができ、いっそう確実に逃亡できた可能性がある。

2022年7月12日（火）