じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



12月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る


 12月27日の岡山は最低気温がマイナス2.3℃まで下がり、この冬一番の寒さとなった。写真は文法経講義棟南側のエンジェルトランペット。暖冬の年には1月まで花をつけることもあるが、この冬は今回の寒波ですっかり萎れてしまった。
 もっとも枯れるのは地上部のみであり、翌年春にはまた新しい芽を出す。

2021年12月28日(火)



【小さな話題】DVD、BDの大量処分完了

 終活の一環として、録画済みのDVDディスク、ブルーレイディスクを整理していたが、何とか年内に完了。

 これまで、繰り返し視たい番組(教養、映画、ドラマ、自然紀行など)はいったんハードディスクに録画し、必要に応じてDVDやBD(ブルーレイディスク)にダビングしていたが、その枚数がざっと見積もって1200枚前後という膨大な数に膨れ上がっていた。これらは1枚ずつケースに入れて、100円ショップで購入したDVD保存ケースにカテゴリー別に分類保存していたが【2017年11月18日の日記参照】、いったん大量処分をしたあとでもまたまた膨れ上がり、書棚のスペースが足りなくなった。また、枚数が増えれば増えるほど、いざ視たいと思った時にも、どのケースに入れていたのか探すのに手間がかかってしまう。そもそも1200枚ものDVDは、1枚再生するだけで2時間はかかる。毎日1時間ずつ再生・視聴すると6.57年もかかる計算になるが、そんな時間はとれそうもない。

 今回新たに決めた処分方針は以下の通り。
  • 科学・教養番組は原則としてすべて廃棄。科学の最先端を紹介した番組は、科学技術の進歩とともに短期間で賞味期限切れとなるため、保管する意味が無い。新しく身につけた知識はそのつどこのWeb日記にメモし、その執筆が終わったらさっさと消去するべきである。
  • 歴史系、人物系の番組は、選択最適化補償理論(SOC理論)で言えば、私にとって優先順位の低い興味対象であり、わざわざ録画して再生・視聴するほどの意味は無い。
  • 大自然を高画質で撮影した番組はある程度は保管するが、何度も視たような風景や、自分で実際にその場を訪れたことのある場所については、新鮮な感動が得られにくいため処分対象とした(例えば、キリマンジャロ登山とかウユニ塩湖を扱った番組など)。かつて放送された「アフリカ縦断バス旅行」は保管としたが、その後の「南米」や「シルクロード」のシリーズは廃棄した。
  • 映画は、名作と言われているものであっても、もう一度観たいと思わないものはどしどし処分した。どういう映画が「もう一度観たい」となるのかは主観的な基準であって自分にもはっきり言語化できないところがあるが、たぶん、感動的な見せ場があるかどうかで決まってくるように思う。
  • 連続ドラマは、
    • 国内では「大忠臣蔵」、「篤姫」、「純と愛」、「真夜中のパン屋さん」、「ウルトラQ」以外は、原則として廃棄
    • 韓流は「屋根部屋のプリンス」、「私の心が聞こえる?」、「モダン・ファーマー」以外は原則として廃棄。なお、「冬ソナ」はノーカットの韓国盤(英語字幕つき)があるので、今回、日本語音声または字幕で録画されたものはすべて廃棄した。日本語版はカットされたシーンが多く、視るに堪えない。
    • 西洋系では、シャーロック・ホームズ(ジェレミー・ブレット主演)のものはすべて保存しているが、いま、NHK-BSで再放送されているものをBDにダビングしている最中であり、過去の重複分は順次廃棄している。「刑事コロンボ」は殆ど廃棄。「宇宙大作戦」は保管。「奥様は魔女」は初回や最終回など一部のみ保管。
  • 記録映像は、東日本大震災発生当時のニュース映像、アナログ放送が終了した時の映像など、今では放送されることのない映像を保管。かつて血液型による差別・偏見を助長するような番組が放送された当時の録画も、証拠物件として後世で活用されることを期待して保管することにした。「プロジェクトX」や「NHKシルクロード」は廃棄。
ということで、推定1200枚前後であったDVD、BDを、推定600枚前後まで減らすことができた。今回の作業はこれで終了したが、今後、さらに終活を進めるなかで、300枚前後に減らすことを計画している。なおDVDやBDは、岡山市のゴミ分別基準では「可燃ゴミ」となっている。