じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 8月6日の夜は雲が多かったものの、その間から国際宇宙ステーション(ISS)や金星を眺めることができた。これで8月2日以来、連続して5日間(8月4日は2回)、ISSを眺めることができた。明るさは方位や高さによってマチマチであり、明るい時は金星並み、暗いときはアンタレス程度であった。以下、こちらの情報を転載させていただく。
  • 8 月 2 日 20 時 59 分ごろ西北西の低い空で見え始め, 21 時 2 分ごろ 西南西の中ぐらいの高さの空( 49.9 °) で地球の影に入り見えなくなる。
  • 8 月 3 日 20 時 11 分ごろ北西の低い空で見え始め, 20 時 15 分ごろ 北東の頭の真上あたり( 81.1 °)でいちばん高くなり, 20 時 16 分ごろ南東の低い空( 81.1 °) で地球の影に入り見えなくなる。
  • 8 月 4 日 19 時 24 分ごろ北西の低い空で見え始め, 19 時 27 分ごろ 北東の中ぐらいの高さの空( 42.9 °)でいちばん高くなり, 19 時 31 分ごろ東南東の低空へ動き見えなくなる。
  • 8 月 4 日 21 時 2 分ごろ西の低い空で見え始め, 21 時 4 分ごろ 南西の低い空( 14.5 °)でいちばん高くなり, 21 時 4 分ごろ南西の低い空( 14.5 °) で地球の影に入り見えなくなる。
  • 8 月 5 日 20 時 14 分ごろ西北西の低い空で見え始め, 20 時 17 分ごろ 南西の低い空( 26.1 °)でいちばん高くなり, 20 時 20 分ごろ南の低空へ動き見えなくなる。
  • 8 月 6 日 19 時 26 分ごろ西北西の低い空で見え始め, 19 時 30 分ごろ 南西の中ぐらいの高さの空( 50 °)でいちばん高くなり, 19 時 33 分ごろ南南東の低空へ動き見えなくなる。
 ISSから眺める地球は絶景だが、私にはとうてい乗船できない。狭い空間に閉じ込められて、長期間、毎日同じような景色を繰り返し眺めるだけという退屈には耐えられないように思う。

2021年8月7日(土)



【小さな話題】最近観た映画・ドラマ『家族ゲーム』『ウルトラQ』『不滅のあなたへ』

 最近観た映画・ドラマの感想。
  • 【8月4日放送、NHK-BSP】『家族ゲーム
    1983年、106分。最近TVで放送された映画の中ではいちばん面白かった。難解なシーンもいくつかあったが、あまり深い意味はないようにも思えた。映画ならではの誇張表現もあるが、反抗期の男子中学生・高校生の兄弟をかかえた家族であれば、けっこうアリと言える暮らしぶりではないかと思う。
     もともと、家族がみんなでまとまって何かを楽しむというのは、子どもが小学校低学年くらいまでのところであり、中学生や高校生ともなれば、それぞれ、家族内では解消できないような悩みをかかえ、将来を模索する。あまりにも平穏で密接すぎる親子関係があったとしても別段悪くはないが、子どもたちが独立して道を歩むには、ある程度の衝突はあっても良いのではないかと思われた。
     なお、7月中旬以降は、NHK-BSでほかに『シャイン』、『バットマン リターンズ』、『ぼくらの七日間戦争』などを観た。『ぼくらの七日間戦争』は、『小さな恋のメロディー』に似ているシーンもあったが、夢が感じられない。ま、ここで取り上げた『家族ゲーム』も、将来の夢が感じられない映画ではあったが。


  • 【毎週月曜日深夜、NHK-BSP】ウルトラQ 4Kリマスター版
     1966年に放送された全27回シリーズだが、直近の放送までで19回分が放送されており、私自身は4回目以降をすべて録画している。
     1966年当時(私自身は14歳)は毎回熱中して観ていたが、ストーリー自体はどれもシンプルで「こんなことが起こったらこうなるかも」という程度の内容のものが多い。特撮技術にもコスト節約の苦労のあとがうかがえる。最近観た「#17 1/8計画」では、単に映像全体を1/8に縮めただけ(というか、元の世界を8倍に拡大しただけ)であり、「#19 2020年の挑戦」では、登場人物が消える、つまり背景だけを写した映像に切り替えるというだけの加工であり、私にも作れそう。
     前にも書いたが、このシリーズは、あくまで「もしもこんなことがあったら...」という想像をかき立てる素材のようなものであり、ストーリーや特撮技術の未熟さを批判してもどうなるものではない。


  • 【毎週月曜日深夜、NHK-Eテレ】アニメ 不滅のあなたへ
     1話完結ではないため、前回の結末を覚えておく必要があるのだが、加齢により記憶力が衰退しているなかではこれはけっこう辛い。
     相変わらず毎回、けっこう残虐な殺し合いのシーンがあり、少なくとも子どもたち向けのアニメではなさそう。この先の展開は全く予想がつかないが、けっきょく、あまり達成感のないまま、「冒険はさらに続く」で終わってしまいそうな予感あり。