じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 6月19日の夕刻に近隣で火事があり、かなりの煙が上がっていた【岡山市内の消防車出動情報はこちら】。翌日のウォーキングの際に現場近くを通ったが、半焼程度で済んだということであった。写真は現場近くの太陽光発電パネル群。ここはもともと水田で、子どもが小さい頃にはカブトエビを獲りに行ったところだった。そう言えば、カブトエビが出現する近隣の水田は、殆どが宅地化、もしくは雑草の生えた空地になってしまった。

2021年6月21日(月)



【小さな話題】6月のテレビ番組から その2『タイガー立石』『塔博士 内藤多仲』

 最近視たテレビ番組の備忘録と感想。但し、映画とドラマは除く。
  • 【6月20日再放送、NHK-Eテレ、『日曜美術館 「七転八虎不二〜変容する画家 タイガー立石〜」』】
     大概のテレビ番組は録画・再生で視ているのだが、この放送は大変興味深く、放送時間に最後まで視てしまった。
     立石紘一、タイガー立石、立石大河亞といったお名前は初めて耳にしたが、作品の一部はどこかで拝見した記憶がある【たぶん『たくさんのふしぎ』】。作品それぞれに印象深いところがあるが、漫画家、として売れっ子になりそうな矢先にヨーロッパに移住したり、ヨーロッパでイラストレーターとして大成功したかと思えば帰国して絵本に取り組むなど、まさに「七転八虎不二」の人生であったと言える【「八虎」の「虎」はタイガーのこと。「不二」とは「二つとないこと」という意味だが、合わせて、作品にしばしば出てくる富士山をかけたものと思われる】。
     コマ割り絵画による変化を捉えた作品が多いが、もし存命であれば、CGを多用した変化に富んだ動画を制作しておられたのではないかと思う。
     余談だが、この番組を視たせいで、その日の夜にはとてもインパクトのある夢を見た。生協食堂で昼食をとるために職場(大学)の建物を出たところ、周りの景色が全く変わってしまっていて、大学の名前も、案内図にあった地名も、全く覚えの無いものになっていた。どうやら、異次元の別世界に紛れ込んだようだ。そのうち、そこで出会う人たちの姿も様々な事物に変身していく...というような内容。


  • 【6月10日放送、NHK-BSP、『プレミアムカフェ 塔博士 内藤多仲 鉄塔三都物語(2008年)
     東京タワー建設の際の現場労働者の活躍については少し前4Kリストア版プロジェクトXでも視たことがあるが、こちらは設計者の話題。
     番組では、「鉄塔三都物語』と題して、名古屋テレビ塔、東京タワー、二代目通天閣が取り上げられていたが、他にも、さっぽろテレビ塔、別府タワー、博多ポートタワーなどの設計で知られている。また関東大震災で、丸の内にあったアメリカ流の鉄骨造ビルが大きな被害を受けたのと対照的に、みずから設計した興銀が無事にあったことで注目された。
     内藤の設計は三角形のトラス構造が基本になっているようだ。そう言えば三角形というのは、各辺の長さが決まれば形が一義的に決まるので、変形しにくい。そういう目で見ると、名古屋テレビ塔も東京タワーも多数の三角形から構成されていることが分かる。このほか、展望台の重みを支えるためのアーチや、タワーの四本の脚が外側に広がって倒壊するのをふせぐためX型の鉄骨で内側方向に引っ張るような構造が考案された。
     内藤の構造計算は大部分が計算尺によるもの、というのも驚きであった。そう言えば私が中高生の頃はまだ電卓は存在せず、足し算はそろばん、かけ算やベキ計算などは計算尺や数表が便利とされていた【私が大学の卒論を書く頃になって電卓が登場したが、大がかりな計算は大型計算機センター利用となった】。