1962年。3時間47分（完全版）。過去にも部分的に観た記憶はあるが、完全版3時間47分を通して観たのは今回が初めてであった。戦争映画はあまり好まないが、4Kレストア版で高画質となっていて、砂漠の風景が美しく描かれていた。もっともこちらの情報によれば、砂漠のロケ地はヨルダン、スペイン、モロッコ、ロンドン、サリー州、カリフォルニア州など、アラビア半島以外でも行われており、中東のシーンの多くは、スペインのセヴィリア（Sevilla）で撮影されたという。
　私自身は、中東アブダビからギリシャに向かう機上からルブアルハリ砂漠、アカバ湾、スエズ運河、ピラミッドなどを眺めたことがあった。

2017年。92分（105分を大幅カット）。最近観た日本映画の中では一番面白かった。限られた制作費の中で、主人公や脇役の名演技が印象に残った。オリジナルでは、エンドロールのところで茶碗が割れるシーンがあるようだが、今回はカットされていた。

4月22日の日記で言及したことがあったが、その後、こちらのリストの中の、#5『ペギラが来た！』から、#11『バルンガ』までが放送された。
各回25分程度という短さもあって、ストーリーは単調で【但し、監督によって異なる作風になっている】、いかにもハリボテや着ぐるみの怪獣といった印象は否めないが、昔を懐かしむという点では、毎回楽しく観ている。

5月5日の日記で言及したことがあったが、その後#9まで放送された。
アニメを殆ど観ていない私としては、先が読めない異色の作品という印象が強い。妻は最初のうちは観ていたが、途中で止めてしまった。私はまだまだ見続けるつもりだが、私のように記憶が持続しない高齢者にとっては、1週間に一度というペースは遅すぎる。