じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 このところ毎日、「ダイヤモンド備前富士現象」の写真を掲載しているところであるが、2月23日はいよいよ、頂上の真ん中から太陽が昇る日となった。残念ながら雲が多く、日の出の瞬間は撮影できなかったが、備前富士の真上に太陽が輝く幻想的な風景を眺めることができた。

2021年2月23日(火)



【小さな話題】2月に観た映画、ドラマ

 2月に録画再生で観た映画、ドラマの感想。なお、2月4日に放送された『心の旅路』については2月5日の日記を参照。
  • 【2月10日、BSテレ東】ある日どこかで
     ウィキペディアに、「よれば「カルト古典」映画としてコアなマニアによって好んで視聴されており、2010年から開催された「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本 第一回・第二回」にも選ばれているように、公開から40年以上を過ぎても熱烈なファンが多い。」と記されているように評価の高いSF恋愛映画ということであったが、私自身はあまり感動しなかった。理由は、登場人物がなぜ惹かれ合うようになったのか、必然性が感じられないからである。「時空を超えた愛」と言えば『屋根部屋のプリンス』が思い出されるが、こちらの場合は、2人が結ばれるまでの出来事が詳細に描かれている。カットされたシーンがあるのかもしれないが、とにかく、私の好みではなかった。


  • 【2月17日、NHK-BSP】キッドチャップリンの黄金狂時代
     この日、2作品続けて放送された。チャップリンが長編映画を作り始めた1920年代の最初の頃の2作品(それぞれ1921年、1925年)ということであるが、いずれも今回初めて観た。さすがチャップリンの作品だけあって、細工が細かい。サウンド版と言っても登場人物が台詞を喋るわけではない。観客は、それぞれのシーンと登場人物の動作だけからストーリーを理解することができる。そういう意味では、言語の違いの壁の無い、どの国の人が観ても理解できる映画になっているところがスゴい。


  • 【2月20日、NHK-Eテレ】37セカンズ
     この作品には、劇場公開版とテレビドラマ版があり、異なる視点から製作されているという。今回のテレビドラマ版は、2019年12月5日にNHK-BSPで放送されたものの再放送であったようだ。
     障がい者の「性」と言えば、だいぶ昔、轟木さんの記事を拝見したことがあった。基本的には、タブーとせず、もっとおおらかに語り合ったり交流したりする場があってもよいと思う。
     また、障がい者の主体的・自立的な社会参加を可能にするように環境を整え、かつ、人々の偏見を取り除いていく必要があると改めて感じさせられた。


  • 【2月21日ほか、NHK-BSP】満島ひかり×江戸川乱歩 楽屋トークSP
    2016年1月から2018年12月に放送された第1弾と第2弾に楽屋トークを加えたスペシャルバージョンであったが、このうち第1弾のSPは、福島県沖で地震が発生したため途中で打ち切られてしまった【2月26日の早朝に再放送される見込み。】
     作品自体は以前にも観たことがあったが、全体として気味悪さが漂い、あまり良い印象は持っていなかったが、通して観ると、満島ひかりさんの演技が光り、演劇とはこういうものだという個性的な作品が多いように感じた。
     なお上掲の『37セカンズ』の監督HIKARIさんは、もしや満島ひかりさんのことかと思ったが、ネットで検索したところ、別人物であることが確認できた。
     続編の第4弾もぜひ作ってもらいたいところだ。