じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 由布院近くを走る久大本線(2017年4月に撮影)。右後ろが由布院の中心部で、久大本線は町の方に大きく湾曲している。↓の記事参照、

2021年2月8日(月)




【小さな話題】2月6日放送のTV番組「ブラタモリ ゆふいん」「グレートトラバース3 羊蹄山と樽前山」「グレートネイチャーSP アフリカ大地溝帯」

 2月6日に放送されたTV番組の感想。
  • 【2021年2月6日放送】ブラタモリ ゆふいん 〜“遅咲きの由布院”人気温泉地への道のりとは!〜
     由布院温泉は「じゃらん人気温泉地ランキング」で13年連続で日本一(2019年まで)となる人気の観光地だが、江戸時代の温泉番付では無名であった。番組を通じて長い下積みを経て現在に至った歴史がよく分かった。
     久大本線が由布院駅の近くで大きく湾曲しているのは、高低差による急な傾斜を避けるためだとずっと思っていたが、じっさいは、衛藤一六の働きかけで由布院の町を経由するルートになった(「一六曲がり」)ということを番組で初めて知った。
     なお、番組では「ゆふいんは町村合併後は湯布院が使われているがもともとは由布院と表記していた」として、一貫して「由布院」で表記していた。「町村合併後は湯布院」というのは旧・湯布院町のことを言うのではないかと思うが、現在は、さらに由布市となっている。ウィキペディアでは「町名とインターチェンジは「湯布院」であるが、駅名と温泉名は「由布院」である。なお、国民保養温泉地の名称は「湯布院温泉」である(湯布院町の温泉の意で、由布院温泉の他に湯平温泉と塚原温泉も含む)。」と記されているが、由布市誕生後はどう使い分けされているのかイマイチ分からない。

  • 【2021年2月6日放送】グレートトラバース3 日本三百名山全山人力踏破32▽冬迫る北の大地をゆく
     この回は、冬が迫る北海道のニセコアンヌプリ、羊蹄山(後方羊蹄山)、樽前山、余市岳、暑寒別岳の登山の様子が放送された。このうち、羊蹄山と樽前山は私自身も登山経験がある。【羊蹄山はこちら。樽前山はこちら。】
     以前羊蹄山に登った時は、頂上近くの山小屋に1泊することができ、ご来光を眺めることができたのだが、現在その山小屋は解体されており、新しく建てられた避難小屋は「現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、天候不良・体調不良などの緊急時を除き、宿泊目的でのご利用はできません。」となっているという。
     樽前山のほうは、今回は、支笏湖畔の登山口から風不死岳経由で登るというルートであり、映像を通じて視る景色は、私にとっては初めてであった。
     風不死岳経由の樽前山登山については私自身も検討したことがあったが、ヒグマ出没の情報により断念した。番組冒頭のニセコアンヌプリ付近もヒグマが出ると聞いているが、積雪期は大丈夫なのだろうか(なお、羊蹄山に限っては、水場が無いのでヒグマは生息していないと聞いている)。

  • 【2021年2月6日放送(2020年11月21日の再放送?)】体感! グレイトネイチャーSP「アフリカ うごめく大地 7000kmをゆく
     アフリカ大地溝帯の絶景が紹介されたが、ナイル川エチオピアヴィクトリアの滝など、私自身が訪れた場所もいろいろあり、「見たことも無い絶景に感動」というよりは「かつて自分の足で到達した絶景を高画質な映像で懐かしむ」という印象が強かった。コロナ禍に加えて、私自身の老化が進んでおり、もう一度この方面を訪れる機会は無さそうだが、鮮明な映像を視ていればそれで十分満足という気もする。