じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 9月29日の日の出。久しぶりに、はっきりした輪郭の太陽を眺めることができた。

2020年9月28日(月)



【小さな話題】
  • YAMAP

     9月29日朝のモーサテ「輝く!日本のキラ星」で、登山者に現在位置とルートを伝えるアプリを生み出したYAMAPという企業を紹介していた。

     携帯の電波が届きにくい山の奥でもGPSの位置情報が届くことを利用したアプリで、無料でダウンロードできる(3D表示は有料)。このほか、国内の山の情報や登山保険などを扱っているという。コロナ禍の中で遠出を避けるいっぽう、近場の山に登山をする人たちは逆に増えているという。

     試しに、昔登ったことのある北海道・羅臼岳のルートを閲覧してみたが、Googleマップへの連動を利用することでストリートビューに切り替えることもできるため、実際に足を運ばなくても登山気分を楽しむことができる。ついでにキリマンジャロも閲覧してみたが、さすがに登山ルートは未表示となっていた。現地で自分の現在地や登山経路が表示できるのかどうかは不明だが、原理的には可能ではないかと思われる。

     岡山県内の山はなんと680座も登録されているようだが、情報が完備している山はそれほど多く無さそう。【山のリストの配列や名前による検索のしかたがよく分からなかった】

     私自身はすでに65+α歳の高齢者であり、この先、少なくとも単独登山に出かける予定はないが(近隣の龍ノ口山程度ならまだ登れるが)、YAMAPの情報が充実すれば、いろんな山への「仮想登山」が楽しめそうである。

     なお、登山道が分かりにくい山に登る場合、YAMAPのアプリだけに頼るのは危険であるように思う。充電切れやうっかり落としてスマホが使えなくなることもあるし、土砂災害で地形が変わることもある。このほか、北海道の山でスマホを覗き込んでいたらヒグマが出現したということもありうる。スマホが壊れた時のために、印刷されたマップ、磁石、(私の場合は)老眼鏡などは必携であるし、ルートファインディングの力も磨いておく必要があるだろう。



  • 大相撲秋場所

     大相撲秋場所は、千秋楽、正代は翔猿と対戦し、突き落としで勝ち、13勝2敗で初優勝を果たした。またこれにより、正代の大関昇進が確実となった。

     最近は17時20分頃から夕食を取っているため、大相撲の残り5番程度の取組は毎日欠かさず観ていたが、秋場所は、正代、翔猿、貴景勝、朝乃山、若隆景、隆の勝などが活躍し、コロナ禍と両横綱が初日から休場する中でそれなりに盛り上がりを見せた。

     率直に言って、もう、両横綱の出番は無さそう。白鵬が優勝回数、勝ち星などでどこまで記録を伸ばせるのかはまだまだ興味深いが、だからといって毎回、途中休場ではやっていけない。そろそろ潔く進退をかけるべきであろう。鶴竜はさらに深刻。

     今後の横綱争いとしては、秋場所で12勝3敗の準優勝となった貴景勝がトップを走っているように見えるが、怪我が心配。朝乃山や正代もすぐに追いつくだろう。

     大関争いのほうは、正代の昇進で一段落か。照ノ富士の奇蹟が期待されるところだが、これは古傷の快復しだいだろう。高安も同様。他には、今場所活躍の翔猿や隆の勝に期待がかかる。万年大関候補の御嶽海は、よほどのことがないと今後も難しそう。

     このほか、各段優勝力士の中では、序二段優勝の北青鵬の今後の活躍が期待される。「生まれはモンゴル・ウランバートル市だが5歳のときに家族とともに来日し、北海道札幌市に移住。6歳のとき、一時帰国する際に立ち寄った韓国の空港で偶然にも横綱白鵬(宮城野)と出会い、一緒に写真に納まるとともに相撲を始めるよう勧められた。」という【出典はABEMA TIMES】。身長2メートル、体重164kgというからスゴい。白鵬の指導を受けることで、いっそう技に磨きがかかるだろう。