じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 世界の新型コロナウイルス感染者数マップ。5月14日13時現在。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の発表をもとにNHKが作成したマップ【出典はこちら】はマップの一部が隠れてしまって世界全体を見渡せない仕様になっているため長谷川のほうで改変し、かつ日本の感染者数も加えた。↓の記事参照。

2020年5月15日(金)



【小さな話題】世界の感染状況の意外な変化/高齢者には「延期」という選択肢はない

 各種報道によれば、政府は、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言を39県で解除、残る8都道府県(東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏と、関西の大阪、京都、兵庫、それに北海道の8都道府県)については1週間後の21日をめどに解除が可能かどうか改めて判断することになったという。

 感染拡大がとりあえずピークアウトの方向に向かっているのは喜ばしいことであるが、そのいっぽう、世界全体では、新型コロナウイルスの感染が確認された人は440万5688人、亡くなった人は30万74人となり死者数がついに30万人を超えたという(ジョンズ・ホプキンス大学の午前3時時点での集計)。

 この世界各地での感染状況であるが、しばらく日本国内ばかりに注意を向けているうちに大きく様変わりしていることに気づいた。感染者や死者数が多い国・地域と言えば、今年の2月頃は中国、その後、イタリア、スペイン、イギリス、フランスといった西欧諸国、さらにアメリカで急増しているということまでは知っていたのだが、上掲のマップに示されているように、最近では、それ以外の地域でも多数の感染者が出ているようである。NHKのマップ(5月14日時点)の数値や関連報道によると、
  • ロシアの感染者数は25万2245人で、アメリカ(140万500人)に次いで世界2位の多さ。
  • ロックダウンなどの措置をとらなかったブラジルは、感染者数19万0137人、死者13240人。このままではイタリアやスペインを上回る勢い。
  • 南米では、ペルーの感染者数が7万6306人、死者2169人と、人口比でかなり多い。
  • 南米ではチリやエクアドルでも3万人以上、コロンビアでも1万人以上の感染者が出ている。
  • 北米のカナダは7万3568人。中米のメキシコは40186人、ドミニカ共和国は11196人。けっきょく、地域差はあるが北米・南米大陸はほぼ全域で感染拡大
  • アフリカでは、南アフリカとエジプトで感染者数が1万人以上となっているが、それ以外は比較的少ない。
  • 東南アジアでは、シンガポール、インドネシア、フィリピンで感染者数が1万〜2万5000人となっているが、それ以外の国・地域は少なく、かなりの地域差がある。
  • インドの感染者数は78055人だが、人口比では少ないほうか。
といった数値になっている。ざっと見渡してみると(←見落としがあるかもしれない)、現時点で感染をほぼ抑え込んでいるのは、
  • モンゴル:感染者数42人、死者0人
  • ネパール:感染者数250人、死者0人
  • ベトナム:感染者数288人、死者0人
  • ラオス:感染者数19人、死者0人
  • カンボジア:感染者数122人、死者0人
  • マダガスカル:感染者数212人、死者0人
  • ナミビア:感染者数16人、死者0人
  • ウガンダ:感染者数139人、死者0人
  • ルワンダ:感染者数287人、死者0人
といった国・地域になるかと思うが、これらの国に移住すればゼッタイ安全と言えるかどうかは何とも言えない。

 さて、感染拡大がこれだけ広まってしまうと、辺境地域や高所トレッキングを楽しみにしてきた私も、さすがに旅行を自粛せざるを得なくなる。今年の夏は論外、秋以降についても、日本国内と渡航先の感染がゼロとなるか、確実性の高いワクチンが開発されない限りは参加は困難となってしまった。

 これまでは、疫病、大規模自然災害、治安悪化などの理由で旅行ができなくなっても、何年か待てばそのうち行かれるようになるという期待で補うことができたが、歳を取るにつれて「延期」という選択肢は殆ど無くなってきた。今のところ、ある程度の山登りやトレッキングには参加できる状態を保っているが、来年の夏、あるいは再来年以降となると全く自信が無い。そろそろ、楽しみの対象を日常やバーチャル世界に振り替える必要があるかもしれない。