じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 高知県香南市夜須町手結にある跳開式可動橋。ちょうどよいタイミングで、跳ね上げられた橋が降りる光景を眺めることができた。
 観光資源としてはなかなかの魅力だが、実際に見物している人は10人前後であり、また、この橋を通らなくてもちょっと迂回するだけで川を越えられることからみて、経済効果がどの程度あるのかはイマイチわからないところがあった。【建設費21億3000万円を投じて2002年9月完成】

2019年8月9日(金)



【小さな話題】

ジイジイの役割

 普段は夫婦二人暮らし、といっても妻は外出が多いので、日中は殆ど独り暮らしの生活となっているが、8月上旬になって、娘の一家と息子の一家が相次いで帰省し、多様な人間関係の中で、ジイジイと呼ばれて過ごす日々が続いている。

 普段は、特に他者の面倒をみる機会もなく、また、定年退職後は、他者との会話をする必要が殆ど無くなってしまって、言葉を喋ることを忘れてしまうのではないかと思うほどであるが、孫たちと一緒に遊んだり、一緒に旅行したりすると、自分自身にもそれなりの社会的役割があることを痛感する。

 もっとも、今のところ、孫たちと過ごすのは年に数回に限られている。三世代同居ではないゆえ、ふだんは、孫たちの身の回りの世話をしたり送り迎えをすることもない。ま、このあたりも微妙なところであり、仮に三世代同居となれば、孫たちと共有する時間・体験が増えることで、私の存在も何かしら次の次の世代の記憶に残ることになるが、その一方、孫たちの世話に振り回されているうちにあっという間に年老いて、自分のやりたいことが実現しないままに寝たきりになってしまいそうな気もする。