じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



05月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

 岡大・東西通りのサツキツツジはすでに最盛期が過ぎているが、歩道上の落花が作る赤いラインはむしろ鮮やかになりつつある。写真右の2枚は、デジカメのミラーモードで左右対称の画像に仕立てたもの。昨年と一昨年の写真が以下にあり。

2019年5月22日(水)




【連載】

チコちゃんに叱られる!「なんで磁石はくっつくの?」

 5月17日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の話題。この回は4つの話題が取り上げられていたが、私が特に興味を持ったのは、4番目の「なんで磁石はくっつくの?」という疑問であった。

 番組では、原子自体が回転しているため磁力が発生し、原子の向きをきれいにそろえる力が「くっつく」という現象を生み出すというように説明されていた。

 しかし、上記の説明では、そもそも磁力とは何か、原子自体が回転するとなぜ磁力が発生するのかが分からない。ウィキペディアでは、磁力は、
磁力(じりょく)とは、磁石や電流が発生させる磁場により、磁石や電流が流れている導体どうし、あるいはそれらと強磁性体の間に発生する力である。同種の磁極の間には退け合う力が、異種の磁極では引き合う力が働く。この力のことを磁力、または磁気力(じきりょく)という。
と説明されているが、そうすると今度は、磁場とは何かという疑問が出てくる。結局のところ、この世界は、「電磁気力」、「弱い力」、「強い力」、「重力」という4つの力から成り立っており、それを前提として相互作用の関係式を明らかにすることが物理学であって、なぜこの世界が4つの力のみで成り立つのか(なぜ3つや5つではないのか)、そもそも力はなぜ存在するのか、というのは別問題であるのかもしれない。大統一理論とか万物の理論というのもあるらしいが、ウィキペディアでは「研究は盛んではあるが実現にはまだ遠く、本当に実現できるかも危ぶまれている。」とされていた。

 番組の後半では、金属以外でも磁石に反応することを示すため、東北大学・強磁場超伝導材料研究センターの世界最強力の無冷媒型超伝導マグネットを使い、ちくわやカッパ巻きが磁力の力により空中に浮くという実験が紹介された。

 私がよく分からなかったのは、「磁石に反応する」ということが、なぜ「空中に浮く」という現象をもたらすのかという点であった。磁力というと、「引きつける力」と「反発する力」という2方向の力が頭に浮かぶ。つまり、S極とN極を近づければ引き合うが、同じ極を近づけようとすると反発する。ちくわやカッパ巻きが空中に浮くというのは、引力に逆らって反発する力が働いているように見えるのだが、なぜ、引きつける力が働かないのか? よく分からなかった。