じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 明け方の空の金星。今年の金星は8月13日の外合までは明けの明星であり、日々、高度が下がっていく。8月13日以降は宵の明星となり年末まで高度を上げていく。


2019年3月19日(火)



【小さな話題】GW10連休の弊害

 3月20日のモーサテで、コロンビア大学教授の伊藤先生が「10連休は東京金融市場の自滅策」という話題を取り上げておられた。

 今年のGWは、5月1日が即位・改元の祝日となることで、祝日の間の平日が自動的に「国民の休日」となり、4月27日(土)から5月6日(月)の振替休日に至るまでの10連休になる見込みとなっている。

 この10連休により官公庁、一般の企業のほか、金融市場が休場となる予定であるが、海外で不測の事態が発生しても日本だけ取り残されてしまう恐れがある。またそういうリスクを避けるために、10連休前に手じまい売りが出る恐れもある。

 番組を通じて初めて知ったが、日本はアメリカよりも休日の数が多い国になっているという。番組によると、
  • 2018年の休日数は13日。正月を含むと15日。
  • 2019年の休日数は17日。正月を含むと19日。
となっている。いっぽう、アメリカ・ニューヨーク州の場合は州の休日を含めて11日で、日本より少ない。ネットで検索したところ、「日本は17日で世界一位、2位は香港で13日、3位はシンガポールで11日」という記事があるいっぽう、別の記事では「第1位はインド、コロンビアが18日間。タイ、レバノン、韓国が日本と同じく16日間で第2位」ととなっていてはっきりしたことは分からないが、世界一位かどうかは別として、休日(祝日+振替休日+国民の休日)が多い国であることは間違いない。

 もっとも、日本人は働き過ぎで、長期休暇をしっかりとれていない印象が強い。これは、有給休暇消化率が50%に過ぎず、また、超過勤務の長い職種が多いことによるためかと思う。

 大学の場合、授業時間数がきっちり決まっているため、休日の日数が増えればそのぶん、どこかで穴埋めして時間数を確保する必要が出てくる。岡大の2019年度の教養教育科目授業計画を調べてみたところ、2019年度は、第2学期が8月8日まで行われることとなっていた。

 隠居生活に入った私には、もはや平日か休日かということが日々の生活に影響を及ぼすことは少なくなった。とはいえ、帰省の日程などは家族の都合に合わせる必要がありやはり連休に左右される。とりあえず、今度の春分の日を含めた連休、そして話題の10連休の期間には、帰省をする予定となっている。