じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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2019年02月のウォーキング総括。2019年02月は、総歩数26万0099歩、1日あたり平均9289歩となり、先月01月の7611歩、先々月の5873歩を大きく上回った。
 先月から、近隣の半田山植物園の山を「途中の休憩を入れずに一気に登る」といった新たな課題を取り入れてきたが、今月は2月1日から19日までの19日間で9回来園し、歩数の維持と心肺機能強化に貢献した。
 2月20日から26日まではオーストラリアに旅行したため、往復の飛行機搭乗中の歩数は殆どゼロとなったが、旅行先で38℃前後、最高で42℃という炎天下にもかかわらず、毎日1万歩以上、最多で25260歩というウォーキングを続けたため、結果的に月間の歩数を上昇させることができた。
 3月はいろいろな花が咲く季節でもあり、気温もウォーキングに適してくるので、半田山植物園への来園回数は2月並みを維持できる見込み。
 グラフはいつもの通り、毎日の歩数を少ない順に左から並べたもの。左端の落ち込みは、その月に何らかの事情で歩数が少なかった日があることを示す。右端はその月に最も多く歩いた日の歩数。グラフが水平であればあるほど、日々の歩数がほぼ安定していたことを意味する。

2019年2月28日(木)



【小さな話題】
チコちゃんに叱られる! 「レジ袋の起源」、「ニワトリの歩行」、「ろくでなし」、「爪の正体」

 2月22日放送のNHK チコちゃんに叱られる!」の感想。
  • なぜレジ袋を使う?
     この疑問に対しては、「女性のストッキングを守るため」であり「多摩川梨の梨園に用いる竹かごの代わりとして発明した」と説明されていた。ウィキペディアの「レジ袋の歴史」の項目のほうでも、これを受けて、「1970年頃から、丈夫で水濡れにも強いことを受け、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店で紙袋に代わり、ポリ袋やビニール袋などが大量に使われ始めた。」という従来の記述の前に「2019年2月22日に放送されたバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』で、広島県大竹市の袋メーカーが1960年代に当時流行したストッキングの伝線防止のため、竹籠に代わる梨狩り用のポリ袋を開発したのが原型と放送された。」という記述が追加された。

     レジ袋が開発された経緯は上記の袋メーカーの説明の通りであるとは思うが、これだけでは「なぜレジ袋が普及したのか?」という説明としては不十分であるように思う。1970年頃から、買い物のスタイルに何らかの変化があり、従来の買い物かごが使われなくなったという背景があるはずであり、そこまで調べる必要がある。また、日本国内では梨園が最初であるとして、海外各国でのレジ袋はどういう経緯で登場し、普及したのかを別に明らかにしなければなるまい。

     ちなみに、番組で言及されていた「多摩川梨」の「梨園」というのは、私が子どもの頃はけっこう知られており、幼稚園の遠足で行ったことがあった【2007年10月10日の日記に関連記事あり。】

     なお、私自身の記憶によれば、私が大学に入った1971年にはすでにレジ袋は登場していた。もっとも、少量のお米を買ったら、紙袋に入れてくれて、自転車で運ぶ途中に穴が空いて困った記憶があるので、まだ普及していなかった可能性もある。

  • なぜニワトリは首を前後に振りながら歩く?
     答えは「目が横についているから」であり、人間と違って目が横についていて眼球をあまり動かすことができないので、横の景色を確認するために止まる、一歩進んでまた止まる、というかたちで移動することが、首を前後に振りながら歩くように見えているような説明であった。もっとも、歩くときに体のバランスをとるため、首を動かすことでモノを立体的に見ようとしているため、といった諸説もあるという。おそらく、複合的な原因で、適応・進化してきたものと思われる。

     この諸説を検討するためには、「首を前後に振りながら歩く」という行動が、どのような鳥で顕著に見られるのかを比較する必要がある。例えばダチョウ、エミュー、七面鳥などと比較してみると面白そうだ。

  • ろくでなしの「ろく」とは?
     答えは「真っ平ら」であり、語源由来辞典などでも説明されていた。私がたまに使う、「ろくなものがない」とか、「ろくに寝ていない」といった表現は、「水平」がノーマルな状態であるという前提のもので、ノーマルとは言えないという意味を含んでいるようである。「あのスキー場はどうだった?」と訊かれて「ろくなゲレンデが無かったよ」というのは、「水平でないゲレンデばかりだったよ」という意味になる?

  • 爪ってなに?
     答えは「死んだ皮膚」ということであった。ウィキペディアには「有羊膜類の指の先端の背面にある表皮の角質が変化し硬化して出来た板状の皮膚の付属器官である」というようにより詳しく説明されていた。哺乳類では種によって特化しているというが、機能的に異なるにもかかわらず、殆どの哺乳類が爪を保有しているというのは興味深い。
     以前、サイの角は爪のようなものだと聞いたことがあったが、ネットで検索したところ「爪やひげのようなもの」などと書かれていた。

     このほか、昨年10月3日の日記に記したように、「毛やツメは死んでからでも伸びる。」というのはウソで、実際は、死後に、身体が水分不足となり、髪や爪の周りの皮膚が収縮し、それによって伸びたように見えるだけだという雑学ネタを思い出した。