じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 ユキヤナギは春になると文字通り、雪のような真っ白な花を一面に咲かせるが、この時期の黄葉もまた美しい。教育学部南側の遊歩道沿いで撮影。


2018年12月26日(水)



【小さな話題】

USBメモリーやマウスがベトベトになる現象は隠蔽されているのだろうか?

 普段使わなかったマウス(サンワサプライ、MA−118HBKV)を保管ケースから取り出したところ、手で握る部分が一部ベトベトになっていた。触れると手の方もベトベトになってお湯で洗った程度では取れない。

 この現象は、以前、キングジムのポメラで発生したことがあった。当時ネットで検索したが、製造元に苦情が寄せられているような記事は見当たらなかったので、もしかすると研究室内の新建材の揮発成分と反応して浸み出したのではないか、であるならその揮発成分は人体にも悪影響があるのではないかと思い、安全衛生部に相談に行ったことがあった。しかし、安全衛生部としては、建物内では有害な揮発物質は検出されていないとのことであった。

 その後、一部のUSBメモリーの外側部分が同じようにベトベトになったこともあった。

 マウスのベトベト現象の話は、定年退職前、同僚からも聞いたことがあった。学生用のパソコンのマウスが壊れたので余っているマウスはないかと尋ねたところ、ベトベトになっていて使えないという話だった。

 ベトベトになる素材はどれも共通しており、一定の環境条件(温度、湿度、密封、静電気?)などと反応することで浸み出しが生じるようである。とはいえ、ごく普通の環境のもとで生じており、仮に有害でなかったとしても不便極まりないことは確かであり、この素材を周辺機器に使用しないよう何らかの措置が必要ではないかと思われる。なのに、誰もこのことを公にし、使用している団体に抗議したり、不具合を訴えたりしない。

 なお、今回ベトベトになったマウスは、「除菌アルコールスプレーを吹きかけて拭き取る」という作業を5回ほど繰り返したところ、ベトベトはかなり軽減しなんとか再使用できるようになった。ポメラとUSBメモリーは今のところ復旧できていない。