じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 11月27日夕刻の岡山は煙霧がたちこめ、ボンヤリとした夕日となった。ネットで検索したところ、黄砂は到来していないが、PM2.5のレベルが黄色表示の「多い」となっており、この影響を受けた可能性がある。


2018年11月27日(火)



【小さな話題】

アボカドの表記

 だいぶ前のことになるが、10月12日放送のチコちゃんに叱られる!で、間違えやすいカタカナ表記いについて取り上げていた。
  • ボウリング(ボーリングではない)
  • アボカド(アボガドではない)
  • アタッシェケース(アタッシュケースではない)
ということであった。このうち、「アボカド」については初耳であり、人生66年、これまでずっと「アボガド」だと思っていた。じっさい、リンク先にもあるように英語表記では「avocado」となっており、「ガド」というのように「カ」が「ガ」という濁音になることはありえないようだ。

 その後、いくつかのスーパーで表示をチェックしたところ、ラ・ムー岡山中央店では「アボカド」と「アボガド」の表示が隣り合っていた時期もあったが、直近では「アボカド」表示のみになっていた。岡山コープ東川原店では「アボカド」の正しい表記のみ。近隣のマルナカではアボカドは扱っていなかった。

 もっとも、より原語に近い表記をするなら、「アヴォカド」あるいは「アヴォカードゥ」とすべきか。といっても、もともとカタカナで原語の発音を正確に表すことには限界があり、日本人が発音しやすい外来語の範疇におさめればよいという気もする。

 3番目のアタッシェケースについては、ウィキペディアのリンク先には、
「アタッシェ」はフランス語読み、「アタッシュ」は英語読みに由来し、日本語としてはどちらの表記も用いられる。
と記されていた。もっとも英語では「Briefcase」が一般的のようだ。【「ブリーフケース」というと、パンツを収納するケースのような印象を受けてしまうが。】

 カタカナ表記で私が気になるのは、電子メールの「メール」という表記である。英語の「mail」は「メール」ではなく「メイル(実際には「メイユ」のように聞こえる)」であるからして、長音を使うのはおかしいのではないかと、このWeb日記でも長年にわたり「Eメイル」と表記してきたが、けっきょく「メール」表記の趨勢に逆らうことはできず、最近は自分でももっぱら「メール」と記すことにしている。ちなみに、線路のrailは「レイル」ではなく「レール」、バーゲンなどのsaleは「セイル」ではく「セール」と表すが、爪という意味のnailは「ネイル」、「ネール」どちらの表記もあるようだ。