じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 このところ、夕食後の散歩時、備前原駅近くで見かけた布袋像。世界三大黄金像に比べれば小さめであり、世界三大石像の1つには選定されそうにもない。なお、向かって右後ろに犬の像があるが、どういう関係があるのか不明。

2018年6月7日(木)


【小さな話題】

生協食堂がヤギ牧場になる時

 木曜日の昼前に生協食堂を利用したところ、いつもと違ってガラ空きであった。レジで立ち話したところ、ちょうど一学期の試験期間が終わったところであるという。学年暦をチェックしたところ、4学期制の1学期目は6月10日まで、6月11日からが第2学期開始となるようであった。

 生協食堂は定年退職後も利用しているが、同じ時間帯であっても、曜日や時期により混雑度は異なる。これにともない、ホール内も賑やかな時と静かな時がある。

 これまでで一番賑やかだったのは、少し前の日曜日に昼食をとった時であった。それほど混んでいなくても、体育系の部員が一緒に食事をしていると特に賑やかになるようだ。耳に入ってくる音声でいちばん頻度が高いのは、日本語の発話ではなく、発話のあとに続く「わははは」という笑い声である。
  • 昨日は遅くまで○○していた。わははは。
  • テストの2番は全然できなかった。わははは。
  • バイト先で○○して店長に怒られた。わははは。
というように発話の後に続く笑いであるが、ウィキペディアの分類でどれに相当するのかは分からない。日常会話の中ではごく普通に生じる「笑い」であり、雰囲気を和ませる効果があるが、専門的な研究がどの程度行われているのかは未確認。

 この、ごく当たり前の「笑い」であるが、いったん注意を向けてしまうと、日本語がかき消されて、食堂ホール内のあちこちから、笑い声ばかりが上がってくるように聞こえる。その音声は、「わははは」というよりは「メヘヘヘぇーっ」というヤギの鳴き声にに近い。まるでヤギ牧場である。とりあえず「ヤギ笑い」と呼ぶことにしたいと思う。

 「ヤギ笑い」の習慣はどこの文化でもあるとは思うが、国によっては、微笑みながら話すと不真面目のように思われたり、聞き手を蔑んでいるというように受け止められたりする恐れがあるので注意が必要かと思う。