じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 1月7日(日)の午前中、徒歩で半田山植物園に行ってきた。今年最初の入場となる(シルバーカード提示により無料)。
 写真は山頂付近の展望台から眺める貝殻山方面の雲海。

2018年1月7日(日)


【思ったこと】
180107(日)早くも一週間が過ぎる

 元日から早くも一週間が過ぎた。もっとも、私にとっては年単位で残り日数を数えることよりも、定年退職までの残り日数のほうが遙かに重要である。1月から3月までの日数はちょうど90日であり、そのうちの7日分が過ぎてしまったということになる。なお、定年退職までの日数は3月31日を最終日として数えてきたが、2018年の場合は、3月31日が土曜日となっていて事務的な手続はその前の日の30日に完了しなければならない。残り日数からは1日分引き算する必要がありそうだ。

 年明け早々、ちょっとしたハプニングがあった。帰省から戻った翌日の昼頃から腰背部が痛くなり、翌朝には何かに掴まらないと起き上がれないほどひどくなった。いわゆる「ぎっくり腰」の症状である。思い当たることと言えば、帰省時にずっと運転を続けたこと、帰省先から運んできた重い荷物を運び上げたことなどであるが、その日ではなく、翌日の昼頃に発症した理由は不明。(翌日の朝は、いつも通り、起きる前に腹筋30回をやっていたが特に何度もなかった。)

 ということでこれは困ったことになったと思ったが、痛みは2日ほどで回復し、↑の写真にもあるように7日には半田山植物園の山頂まで登ったり、夕食後のウォーキングも普段通りに続けることができるようになった。

 この連休中は、11月以降、中断していた、DVDの分類整理・廃棄作業を再開した。DVD(最近ではBD)にダビングした量は、おおむね、スピンドルケースで50ケース分以上になっていた。1つのケースで50枚収納できるとすると50枚×50ケースで2500枚にも及ぶ。1枚のDVDの録画時間を2時間とすると、5000時間分になる。毎日4時間再生したとしても、3年以上視続けなければならないが、実際、殆どのDVDはダビングしただけで一度も再生していないことが分かった。

 とりわけ膨大な量にのぼっていたのは、自然絶景や山登りの番組であったが、これらはバッサリ廃棄した。実際にその場所を旅行した場合もそうだが、私の場合、世界中のさまざまな絶景に感動するのは最初に訪れた時だけである。ツアーのコースが重複していて同じ場所を再び訪れることもたまにあるが、二度目に訪れて一度目より感動するということはまずあり得ない。これまでの旅行先はいずれも素晴らしい景色であったとは思っているが、もう一度行ってみたいという場所はこれまでのところ1つもないといってよい。テレビ番組の場合も同様で、一度視た景色を、後日再生して見たいと思うことは殆どない。

 そのいっぽう、ドラマや映画のジャンルは、もう一度視たいシーンというのがいくつかある。といっても全て保存していると膨大な量になってしまう。これまで全回ダビングしていた「刑事コロンボ」、映画の寅さんシリーズなどは大部分を廃棄した。そのいっぽう、以下のタイトルは今後も残していく予定。【いくつかのドラマの感想はこちらにあり。】
  • 宇宙大作戦
  • シャーロック・ホームズ(ジェレミー・ブレット主演)
  • 韓流ドラマ(「冬ソナ」、「屋根部屋のプリンス」、「私の心が聞こえる?」など)
  • NHK朝ドラ「純と愛」←これを全回ダビングしている人はまずおるまい
  • NHK大河ドラマ「篤姫」
  • 銀河鉄道999
 科学、教養(歴史、文学、芸術など)は大部分廃棄した。科学系の番組は数年も経つと内容が古くなってしまう。それ以外のジャンルは、番組を視た時に参考になったことをメモしてWeb日記に記しておけば十分。

 65歳をすぎてますます実感しているのは、「あとで」、「そのうち」といった言葉は辞書からすでに削除されているということだ。何かをやるとしたら、今、ここでやるしかない。どこへ出かけても、そこで接する風景は一期一会であって、常に、お別れの挨拶をしながら眺めるべきである。

 もう1つ重要なポイントは、「これだけはやり遂げたい」というようなゴールは設定しないこと。ゴールがあると、その達成が義務化してしまい、また、健康上の理由などで達成困難となった時には後悔ばかりが残る。方向づけは大切だが、どの時点で打ち切りとなっても、そこまでの経歴で十分に満足できるように、「価値とのつながり」を保っていく必要がある。