謹賀新年

じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 年末年始はいつもの通り、妻の実家のある北九州で過ごしているが、今回は孫たちも一緒に帰省することとなり、これまでと違って賑やかなお正月となった。写真手前は妻が孫のためにプレゼントした玩具。ネットで調べたところ、「マグフォーマー」という商品名のようだ。接合部分が磁石になっていて正多面体を作ることもできる。興味深いのはどの接合部間でもくっつくことで、同じ極では反発しあうはずなのに妙だなあと思ったが、どうやら、接合部を接近させると磁石が引っ張り合う向きに回転するらしいことが分かった。いっぽう、写真後ろは、アルファベット形のレールであり、これは25年ほど前に子どものために買ったものであり、ずっと押し入れにしまってあったため、今回、孫たちの帰省に合わせて運んできたものである。上の孫が特に気に入っているようだ。

2018年1月1日(月)


【思ったこと】
180101(月)新年の抱負

 2018年、いよいよ定年退職の年となった。

 3月31日まではこれまでと変わらない生活が続くため、今のところ退職が迫っているという実感はないが、数えてみれば残り90日ジャストであり、少なくとも書籍・資料の整理には本格的に取りかかる必要が出てきた。

 少し前から、大学のメールアドレスを私用アドレスに登録変更したり、出版社から大学宛てに郵送されてくる教科書案内などの配布物の停止を依頼したり、図書館から借りている書籍の返却を本格化するといった作業を始めているが、授業のほうもまだまだ多忙を極めており、なかなかはかどっていないのが現状である。

 新年の抱負というほどの大きな決意ではないが、これから先の人生は、世間とは一定の距離を置きつつ、可能な限り、世間に頼らない生き方を目ざしていきたいとは思っている。世間に対する基本姿勢は、「世間とは、それほど暖かいものではないし、それほど冷たいものでもない」ということである。よく、「世間は私のために何もしてくれない」とか、人間不信とかを口にする人がいるが、そういう考えは、世間に過剰に期待しているから生じるものである。そういうことを期待しなければ、不信をいだくわけがない。といって、世間は敵でもない。自分をとりまくローカルな環境の中で、ある程度は貢献し、相手を敬う気持ちで接していく限りにおいては、いろいろとお世話になることもあるはずで、せっかく手を差しのべてもらった時には、それを素直に受け入れればよいかとは思う。

 ま、それなりに暮らしていくためには、健康面でも経済力でも、ある程度、強さを保つ必要がある。といっても、加齢にともなる衰えや、いくら努力しても防ぎきれない病気に逆らうことはできないので、相応に振る舞うほかはあるまいと思う。そういう意味では、できることは先延ばしせず、着実に実行しておくことも大切。