じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 お彼岸を迎えて、岡大構内各所で彼岸花や白花曼珠沙華が見られるようになった。
  • 写真左:津島東キャンパス(一般教育棟構内)南東端の群生。
  • 写真中:本部棟前
  • 写真右:南北通り西側。以前はこのあたりに群生していたが、大規模環境整備工事に伴い、大部分の球根が失われた。いずれ復活するものと思われる。


2017年9月23日(土)


【思ったこと】
170923(土)最近の大相撲と将棋界

 大相撲九月場所もあと1日を残すところとなった。今場所は、4横綱のうち白鵬、鶴竜、稀勢の里が初日から休場。大関の高安と照ノ富士も途中休場という異例の「休場場所」となったが、14日目の時点で、大関・豪栄道が11勝3敗、横綱・日馬富士が10勝4敗で優勝を争い、どうにかこうにか番付の権威を保ったまま千秋楽となった。

 土曜日の夕刻、幕内の取り組みをテレビで見ていたが、嘉風などの奮闘ぶりが土俵をわかせてはいるものの、これだけ休場力士が多いと物足りない。相撲協会としても本格的に怪我防止対策に取り組む必要があるように思われた。

 千秋楽で日馬富士が豪栄道に勝った場合、11勝4敗どうしの優勝決定戦となるが、11勝4敗での優勝というのは、1972年1月場所の栃東(先代)、1996年九州場所の武蔵丸以来になるという。相撲内容にもよるが、これまた物足りないところがある。横綱や大関が大勝ちしている場所でも、11勝を挙げられる力士は数人ほど出てくるのが普通だが、今場所はどうしたことか、そういう調子の波に乗れる力士が出てこない。運の巡り合わせというのは難しいものだ。

 いっぽう将棋界の話題については、8月24日の日記で取り上げたことがあるが、その後、菅井竜也・七段(当時)が羽生三冠に勝利し、王位のタイトルを獲得した。このほか、王座戦でも、中村太地・六段が羽生王座に2連勝しており、早ければ10月3日にタイトル獲得の可能性が出てきた。

 こうしてみると羽生・二冠(現時点)が後退しているようにも見えるが竜王戦の挑戦者決定三番勝負では、羽生二冠が勝利し10月20日以降の竜王戦七番勝負に挑むことになった。ここはぜひ、永世竜王、永世七冠の称号獲得を目ざして、羽生二冠のご健闘に期待したいところだ。

 このほか、このところタイトル戦ではイマイチの糸谷哲郎・八段が順位戦B級1組で三連勝し、現時点ではトップの成績となっている。来期にA級に昇級すれば、いよいよ名人戦挑戦のチャンスが訪れる。ちなみに順位戦A級のほうは豊島将之・八段が4勝0敗でトップとなっており、このまま名人戦挑戦者になる可能性が高くなってきた。8月24日の日記でも述べたように、20歳代棋士による世代交代た一気に進みそうな気配。