じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 妻の運転する車で原尾島を通過したところ、「点字ブロック発祥の地」という看板が目にとまった。点字ブロックは全国各地の都市部で当たり前のように使われているが、発祥の地が岡山であるということは知らなかった。
 ネットで検索したところ、点字ブロックは、正式には視覚障害者誘導用ブロックと呼ばれているようだ。確かに、「点字ブロック」といっても、点字が使われているわけではない。

 リンク先によると、
...安全交通試験研究センターの登録商標第4569872号は、「財団法人安全交通試験(改行)研究センターの点字ブロック」であり、「点字ブロック」という登録商標ではない。
 同センターの初代理事長である三宅精一が友人の失明をきっかけに1965年に発案・発明し、1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校に近い国道2号(現:国道250号)原尾島交差点(現:岡山県岡山市中区)の横断歩道周辺に計230枚が世界で初めて敷設された。
と説明されている。


2017年7月2日(日)


【思ったこと】
170702(日)Windws10で「回復ドライブ」を作成する

 職場や研究室のパソコンをすべてWindows10に切り替えて以降、特段のトラブルもなく、動作も安定していたので、万が一の時のシステム・バックアップはとっていなかった。しかし、先月になって、某家族のWindows10ノートパソコンが起動時にうまく立ち上がらなくなったり、私の使っていたデスクトップパソコンの電源が突然プチンと切れ、その後スイッチを入れても電源が入らなくなったりしたことから、今後のトラブルに備えて、土日の休みに起動ディスクの作成に取りかかった。

 ところが、Windows10の「設定」画面で「起動ディスク」という検索をしても「結果はありません」と出てくる。その後いろいろ調べてみると、どうやら「起動ディスク」という言葉はいつのまにか使われなくなっており、「回復ディスク」もダメ、結局、Windows10では「回復ドライブ」と呼んでいるらしいことが判明した。いつから呼び方が変わったのだろうか。

 さっそく、USBメモリを使って複数のパソコンの「回復ドライブ」作成に取りかかったのだが、機種によっては遅い場合で数時間、速い場合で10数分というようにかなりの差があった。正確に測定したわけではないが、HDDの代わりにSSDを使用している機種はかなり速いという印象を受けた。

 回復ドライブ作成が完了した時点では「回復ドライブの準備ができました」という表示があったが、準備と言われると、このあとの作業の準備が整ったという印象を受けるが、実際はこれで完了のようである。そのあとさらに、パーティションを解放できるというようなメッセージが出ていたが、どういう意味なのか分からなかった。いずれにせよ、Windows10では、回復ドライブの作成は、初心者向けには推奨されていないようである。

 なお、回復ドライブと同様の機能として「修復ディスクの作成」というのがあるようだ。こちらは、CD/DVD/BDを使用するものであるという。念のため、DVDドライブ内蔵のパソコンについては、近々、こちらも作成しておきたいと思う。

 それはそれとして、実際、こうした回復ドライブがどれほど役に立つのかは心許ない。ハードディスクの一部破損やボード内部の接触不良、ホコリ付着、熱による劣化などが原因の場合は、ソフト的に修復することは困難であろう。

 もっとも、大規模アップグレードの最中に突然停電してしまい、それが原因でうまく起動しなくなったような場合は大いに役立つかもしれない。私自身はまもなく定年退職となるため、できれば、今後は、新たな買い換え無しでパソコンを使い続けたいと思っているところであり、自分の体の修復同様、種々の電子機器の修復技術を身につけておいて、極力、買い換え無しで寿命を延ばせるように対処していきたいと思っている。