じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 今年の6月は、6月7日に「梅雨入りとみられる」と発表されたものの、その後6月20日まで雨らしい雨が降らず空梅雨ではないかと心配された。しかし、左下の表が示す通り、6月20日から6月30日までは、11日間のうち8日で0.5ミリ以上の雨を記録。特に、6月29日と30日には合計90.5ミリを大雨を記録し、けっきょく6月の積算雨量は219.0ミリとなり、平年値171.5ミリを大きく上回った。なお、日照時間のほうは204.0時間となり、平年値160.0時間より44時間も多い。6月中旬の「空梅雨」の晴天によるものと思われる。

※写真左上は、7月1日朝の雷雨。写真右は、大雨のあとで濁った座主川。


2017年6月30日(金)


【思ったこと】
170630(金)にっぽんトレッキング100

 NHK-BSプレミアムで放送されている、

にっぽんトレッキング100

を録画再生で視ている。

 定年退職後は時間的なゆとりはできるものの(←そのはず)、体力・判断力の衰えからもはや高所登山は難しくなっている私であるが、国内のトレッキングであればまだまだ挑戦可能ではないかと思い、コース選びの参考になればと録画を始めたしだい。

 もっとも、放送内容によっては、これってホンマにトレッキングなの?と思われるような本格登山、岩登り、秘境探索などもあり、私には到底マネできないコースも含まれていた。

 まず、最も難易度が高いと思われたのは、6月22日に放送(再放送)された、
  • 地の果て 野生の王国をゆく〜北海道・知床
  • 幻の山 そして最果ての岬へ〜北海島・知床
という2回シリーズであり、知床半島の羅臼側から海岸線を歩き、途中、幻の山と言われる「ウィーヌプリ」に登り、岬の先端に達するというコースであった。このコースは、干潮の時に海岸を通ったり、断崖を登ったりするという難路に加えて、ヒグマに遭遇する確率がきわめて高い地域であり、一般向けのトレッキングコースにはほど遠い秘境の地であった。

 ま、かくいう私も、20歳代の頃には、20kgを越えるフレームザックを背負って、羅臼から岩尾別まで山越えをしたことがあった。稜線に出る手前でハイマツの大群落に迷い込んでしまって動きがとれなくなったり、岩尾別に下る途中で、下山路を見失って別の沢に迷い込んでしまうなど結構危うい体験をしたことがあったが、幸い、エゾキツネ1匹に遭遇しただけで、ヒグマに食われずに無事岩尾別にたどり着くことができた。

 番組のほうでは、もう1つ難易度が高いように思われたのは

●雲上のオベリスク〜南アルプス・鳳凰三山〜

であった。鳳凰三山自体は南アルプスの中でも気軽にアクセスできる山塊とされているが、山頂の岩塔には岩登りの技術がないと登れそうにもない。

ほかにも

●いきものと温泉 いやしの山行〜八ヶ岳〜

というのがあったが、これもトレッキングというより、天狗岳登山。

 とはいえ、日本百名山では紹介されないような、比較的低い山々をめぐるコースや、「千年の都 歴史と絶景の道〜京都一周トレイル〜」といった、ウォーキングコースに近い内容も含まれているようだ。

 ネットで調べたところ、この番組は以前から、いくつかのシリーズに区切って放送されており、7月からは60分番組としてリニューアルする予定となっている。まずは、八丈島、西丹沢、尾瀬、佐渡などが紹介されるようだ。