じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 GWの実質3日目は、妻の実家のある北九州でウォーキングを開始した。この季節、広葉樹の新緑が美しく、山全体が輝いて見える。樹種は不明だが、奥津温泉近くの「七色樫」に似ている木は、樫の一種ではないかと思われる。
]スダジイの花もかなり目立つようだ。

2017年5月5日(金)



【小さな話題】

「言い訳」の英語

 5月4日の高速道路運転中、昨日取り上げた番組のほか、ボキャブライダー」というラジオ番組も視聴した。この日の話題(4/27の再放送)は「言い訳」に関するもので、まずは一番よく使われる「excuse」から。動詞のexcuseエクスキューズと異なり、名詞ではエクスキュースというように「se」は濁らない。また、名詞では言い訳という意味で使われるという話題であった。
 このことでふと思ったが、日本語の「申し訳ございません」という時の「申し訳」ときわめて似ているところが興味深い。といっても、「申し訳無い イコール no excuse」というわけでもない。ジーニアス和英辞典では
  • この大失敗については申し訳が立たない/I have no excuse for this terrible mistake.
  • ちらかっていて申し訳ありません/((正式))My apologies for the mess. I'm sorry for the mess.
  • (まことに)申し訳ありません/I am (very) sorry. I (really) must apologize.
となっていた。私自身は、ちょっと道を開けてくださいとか、すれ違いにぶつかった時にはもっぱら「Sorry!」を使っているが、これが相手に対してどういう印象を与えているのかはイマイチ分からない。(ネイティブでない人がどう感じるかは、その人の英語体験や文化的背景にもよるだろう。)
 なお、ランダムハウス英語辞典によれば、excuseの語源は「ex(外に置く)」+「cuse(causeの派生語)」にあるという。番組ではこのほか、「reason 理由」、「fault 過ち、落ち度」、「apology 謝罪」が紹介されていた。もっとも、外国人相手にお詫びする時は、よほどのことが無い限りは「apology」を使うなと言われたことがあり、じっさい私は、外国人相手には一度も使ったことがない。(←apologyを使うと賠償責任を認めたことになるから。)


グレートレース「大氷原に立ち向かえ〜カナダ北極圏567km〜」

 5月5日の夜、表記の番組を視た。グレートレースのシリーズはほぼ毎回視聴しているが、今回はその中でも最も過酷で、ちょっとしたミスが、凍傷による四肢の損傷や、低体温症などによる死の危険をもたらすように思われた。

 1月3日の日記にも、
こうしたレースは、世界各地で行われており、お茶の間で観戦する限りにおいては大きな感動をもたらすイベントであるとは思うが、過酷さが売り物になってしまうようでは問題があるようにも思える。いくら参加基準が厳しかったとしても、何日にもわたって殆ど眠らずに山中を走るというのは決して健康的とは言えない。それよりも、毎日、日中に限ってレースを行い(=夜は必ず寝る)、何日間かの合計タイムを競うというレースのほうが観ていて安心できる。(確か、マダガスカルのレースなどはそういう日程になっていたと記憶している。)
と述べたように、いくら参加者の勝手でしょと言っても、あまりにも過酷すぎるレースはどうかなあという気がしないでもない。もっとも、優勝者が語っておられたが、お茶の間でテレビを見てゴロゴロ過ごすような人生では物足りない。私自身も、多少は苦労するような自然体験を続けたいとは思っている。