じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 時計台前の芝地に咲くホトケノザ。この雑草は寒さに強く、寒風の当たらない場所では真冬でも花をつけていた。放っておくとこちらの写真【いちばん下】にあるような大群落になることがある。

2017年3月3日(金)



【思ったこと】170303(金)1年後の定年退職に備えた作業すすむ

 定年退職に向けて、今からできる作業を進めている。
  • いま会員となっている6つの学会・研究会のうち、3つに退会届を出した。理由は、来年度(2017年度)に発表、参加の予定が無いことと、年会費が7000円〜10000円となっていて経済的負担が重いためである。年会費1万円の学会については、私が理事をつとめていた時に、年会費を5000円以下とし、経費の大半を占める学会誌は印刷媒体をやめて電子版のみにすべきであると主張していたこともあったが結局通らなかった。他の学会もそうだが、今どき、印刷媒体の雑誌は、印刷費のほか郵送費がかかるし、文献複写の手間がかかる。紙資源節約のためにも廃止すべきだと思う。
  • 次に、これまで保管していた各種授業の関連資料を1日1箱を目標にシュレッダーにかけて廃棄している。殆どが何年経っても一度も活用されていない資料であり、もっと早く処分しておくべきであった。
  • 整理している資料の中に、1995年3月に卒業した人たちのつくった卒業記念ビデオ(VHS)というのがあった。私のところでは幸いVHSカセットデッキが複数台あるので、DVDにダビングして製本卒論棚の隅にでも置かせてもらうことにする。(なお、他の年度に撮影されたビデオも残っていた可能性があるが、もともと保存状態が悪く、以前、耐震改修工事で2度にわたり引っ越し作業を行った時におそらく廃棄していたと思われる。)
  • 保存資料の中には、5インチや3.5インチのフロッピーディスクに保管されていたものもあったが、本当に必要なものは、すでに別の媒体に移しているし、フロッピーディスクを読むための外付けドライブが見当たらないこともあり、フロッピーディスク&DVD専用シュレッダーにかけて廃棄している。
  • データファイルを保存したDVDのほか、パソコン購入時に添付されているユーティリティソフトやドライバーなどを保存したDVD、各種アプリケーションの旧バージョンなどもDVD専用シュレッダーで廃棄中。
  • 書籍は殆どが図書館備品扱いとなっているので、今後読む予定の無い本を少しずつ返却している。残り日数が減れば減るほど、「この本はもう読めない」ということが確定してくるので迷いにくくなった。
  • 重要な紙媒体資料は、大部分は、スキャナで読み込んでPDFファイルとして保存する予定。
  • 出版社などから大学宛てに送られてくる郵便物については、返信葉書などが封入されている場合は、次年度は送らないように返信を始めた。
 以上は公的な仕事に関するものであるが、並行して、私的な資料等についても、土日などで時間のある時に作業をすすめている。
  • 現在、中学、高校、大学の同窓会から会報が送られてているが、もともと年会費は一度も払っていないし、クラス会などには全く興味が無いので、これを機会に、登録住所を削除することにした。とりあえず、高校の同窓会の登録サイトで、住所欄を「定年退職に伴う隠遁生活のため郵送不要」という「新住所」に書き換えた。空欄にしてもよいのだが、勝手に死亡扱いにされたり、行方不明者リストに載せられたりしても困るので、当面これで様子をみるつもり。
  • 年賀状や書簡類は、一括、シュレッダーにかけて廃棄した。但し、妻から貰った書簡類だけは残してある。
  • ダビングしてあったテレビ番組のDVDなどは、もう一度見たいと思わないものはバッサリと処分。このことに関連するが、最近は、テレビ番組は録画しても滅多にダビングしていない。1年以上前にホームセンターの安売りでブルーレイディスクを何パックも購入していたが、最近では1ヶ月に2〜3枚しか使っていない。
 定年退職といっても別段、この世にお別れというわけではないが、研究室から撤退することに伴って、自宅にかなりの荷物を運びこむことになる。定年後はできる限りシンプルで、モノに囲まれない生活を目ざしているので、この時期に不要物を廃棄し、関わりを減らしていくことはどうしても必要。