じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 北九州市・小倉の宝来橋付近から眺める小倉城。左手は北九州市役所。右手はリバーウォーク。この日は、このあと常盤橋を起点として、長崎街道ウォーキングを開始した。紫川には常盤橋のほかにもいろいろな橋が架けられていて、南側(上流側)から、「鉄の橋」、「太陽の橋」、「水鳥の橋」、「石の橋」、「木の橋(=常盤橋)」、「火の橋」、「海の橋」などと呼ばれているという。ネットで検索したところ、こちらこちらに詳細情報があった。これらの橋は、北九州市ルネッサンス構想の一環として、いまから30年ほどまえに整備されたという。

2016年12月27日(火)



【思ったこと】
161227(火)投資情報、経済情報は役に立つか

 12月27日放送の「日経モーニングプラス」で投資情報や経済情報をどう利用するかという話題を取り上げていた。街角でインタビューされた個人投資家の大部分は、これらの情報をあまり信用していないように見受けられた。

 私自身はそもそも投資家ではないが、仮に莫大な資産があったとしても、こうした情報に頼ることはおそらくないと思う。街角インタビューの中に「有料の投資情報を入手することで必ず儲かるというならみんなそれを申し込むだろう(=実際にはそんなことはあり得ない」というような発言があったが私も同感。これは、「予言が当たる超能力者」のパラドックスと似ている。もしこの世の中に、予言のすべてが的中するような超能力者がいたとしたら、そういう能力があることは何が何でも隠し通そうとするだろう。なぜなら、予言が的中できるという能力を使っていくらでも儲けることができる人は、人前でその能力を公表しても何のメリットもない。むしろ、そんなことをしたら、どこぞのヤクザか秘密組織に捕まって、生涯監禁されて、彼らのために予言を強いられることになってしまうだろう。(←ま、予言者ならそのことも予想できるだろうから事前に手を打つだろうが、手を打って監禁されなくなったとしたら、「自分は監禁されるだろう」という予言が外れたことになって矛盾が生じる。)

 この予言者のパラドックスと同様、絶対に儲かるような投資情報、経済情報を有料で発信できる人がいたとしたら、そんなことを他者に知らせてお金をもらうよりは、その情報をこっそり自分だけで利用して資産を増やすはずであろう。

 このほか、投信の運用実績を比較する相談窓口の宣伝をよく見かけるが、これもまた、これから先の購入計画にはあまり役立たないように思う。というのは、いま好成績をあげている投信が、これから先も同じ上昇率で運用されるという保証はどこにもないからである。むしろ、いまは値下がりしてボロボロになっている投信のほうが、今後の外部環境の好転で値上がりする可能性もある。ここ1年あまりの経過を見ると、ブラジル・レアル建ての投信を保有していた人は、今年前半はレアル急落で大損していたと思うが、その頃に買い増ししていた人は、このところのレアル高(対ドルではなく、対円での相対的なレアル高)でかなりの利益が出ているはずだ。一時期悪かった南アフリカ・ランドも、対円ではこのところ値上がりしている。

 いずれにせよ、経済情勢は、企業活動や金利政策などによって決まる内部的な変動要因と、政変や自然災害、感染症、大規模事故などの外部的な変動要因がある。いくら精密正確な経済情報であっても、外の世界で起きる偶発的な変動までは予測できない。そういう意味でも、企業活動は別として、個人の場合は、経済情報を利用して積極的な資産運用を目論むよりは、種々のリスクを想定し、それぞれのリスクのもとで発生しうる被害を最小限に食い止められるような方略を確立していくことのほうがよいのではないかと思う。