じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 文学部西側の空き地に勝手に生えているルドベキア。花期は6月から10月頃とされているが、日だまりではまだ花をつけている。花の形は何種類かあるようだ。
 余談だが、夜中に目が覚めた時、突然「ルドベキア」という言葉が浮かんできた。ところが、そのルドベキアが、花の名前なのか、花の名前だとしたらどんな花なのか、全く思い出せなくなった。いよいよ認知症の始まりかと思ったが、再び眠りにつく前に、写真のような花の形がやっと浮かんできた。

2016年12月17日(土)



【小さな話題】

1ドル100円割れはあるか

 12/16のモーサテに、JPモルガン・チェース銀行の佐々木さんが出演。来年ドル円100円割れの可能性もあるというお話をされていた。

 挙げられていた理由は以下の通り。
  • アメリカの長期金利が上昇していることで、これと相関の高いドル/円も円安傾向となっているが、トランプ次期大統領の景気刺激効果は年率で2.5%くらいでそれほど大きくないし、潜在成長率も変わっていないので、現状の長期金利の上昇による日米金利差拡大→円安はそろそろ終わりになる
  • ドルの実効レートの長期のチャートを見ると、ハイテクバブルの頃のピークに近づいておりかなり行き過ぎたところにきている。製造業の景況感が大幅に悪化してドル安となる可能性がある。
  • トランプ次期政権の保護主義の影響。
  • 日米の物価変動を比較すると、過去10年間でアメリカの生産者物価はアメリカが21.7%上昇に対して日本は0.9%下落、消費者物価はアメリカ19.8%上昇に対して日本は2.9%上昇、輸出物価はアメリカ7.8%上昇に対して日本は19.9%の下落となっており、全体でみるとドルは円よりも20%ほど減価している。10年前の12月半ばも1ドル117円であったが、物価変動を考慮すると、今の1ドルは95円ぐらいになり、今のドルはかなり高い水準にある。
 ということで、来年のどこかの時期で1ドル100円割れという可能性があるが、いつそうなるかは政治に左右されやすいため、はっきりしない。トランプさんがツイッターで「ドルは高すぎる」とつぶやいただけで円高になる可能性もあるという話だった。

 2月12日11月9日の日記でエコノミストによるドル/円予想が大きく外れているという話題を取り上げたことがある。ま、2017年のうちに、1ドル95円から120円の範囲で変動するであろうという予想であれば私でもできるが、いつそうなるかが分からなければ予想としては意味をなさない。いっそのこと、トランプさんのツイッターを常時フォローしておいて、「ドルが高すぎる」とつぶやいた瞬間に高速取引でドルを売るというのは一番適した対応策になるのかもしれない。


定年退職まで残り500日かと思ったら、469日の勘違いだった

 公式サイトに「12月18日で、定年退職まで残り500日」と記していたが、念のため検算してみると、
  • 2016年12月は12月18日を含めて残り14日。
  • 2017年は365日
  • 2018年は、1月から3月31日までで、31+28+31=90日
であり、合計すると、なっなんと469日しか残っていないことが判明した。「11月16日で残り500日」が正しい計算だが、なぜ書き間違えていたのかは不明。なんだか丸1ヶ月損をした気分である。

 残り1年半となった10月1日以降、なんだか急に慌ただしくなってきて、残り日数の間にできることがいかに限られているのかを実感するようになった。

 少し前の11月15日のモーサテ「リーダーの栞」でウォンテドリーの仲暁子さんが、 仲さんは、かつて外資の大手投資銀行に就職したが
朝起きてチェックリストをこなしていって夜になる。人によっては「早く定時にならないか」「早く週末にならないか」と思う。その時に金曜日が一番楽しい。人生はみな一度なので、自分の寿命が縮んで欲しい人は1人もいないはずなのに、「定時になってほしい」、「金曜日になってほしい」と思っている人は「早く自分の寿命が知人でくれないか」と思っているということになる。それってすごく残念。
と考えるようになり退職を決意。働くことの意味をテーマにした会社を立ち上げたという。

 これと同様、私自身も「早く定年にならないか」という自分の寿命を縮める生き方ではなく、少しでも寿命を延ばすようなスタイルで残り469日に取り組んでいきたいと思う。