じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 昨日に続いて月と金星の写真。こちらに記されているように、この日は月と金星と土星が正三角形を構成しているはずであったが、撮影場所は右側に山があるため土星を見ることはできなかった。

2016年11月3日(木)



【思ったこと】
161103(木)電子マネーの利便性とリスク

 各種報道によれば、携帯電話で支払う電子マネーの発行枚数(大手8社)が8月末に3千万枚に達した。レジ端末にかざすだけで決済でき、カードを複数持ち運ぶ必要がない利便性から普及が進んでいる。ちなみにカード型を含めた電子マネーの総発行枚数はおおむね3億枚で、発行枚数のランキングは、
  • 楽天Edy:9,710万枚
  • WAON:5,950万枚
  • Suica:5,859万枚
  • nanaco:4,912万枚
  • PASMO:3,128万枚
  • iD:2,259万枚
  • ICOCA:1,316万枚
  • QUICPay:467万枚
  • manaca:466万枚
  • PiTaPa:296万枚
となっているという。もっとも発行枚数と利用金額(決済金額)や利用頻度(決済件数)は必ずしも相関しない。利用金額が一番多いのはWAON(2兆円規模)ではないかというデータもあるようだ。

 じっさい、私自身も、古い楽天カードではEdy機能がついていたがカード更新時に有料化されたため現在は全く縁がなくなった。地域生協の支払いなどは楽天カード(クレジットのほう)をこするだけで支払いができるため、わざわざEdyにチャージするメリットが感じられない。

 WAONは、岡山では、イオン系のスーパーで広く使用することができる。私自身も、近隣でのスーパー(マルナカ)ではいつもWAONで支払いをしており、残額が足りなくなりそうな時はクレジットカードでチャージしている。

 nanacoは、コンビニで買い物する時だけ使用しているので、私自身の利用頻度はそれほど多く無い。1回あたりの金額も500〜1000円以内。

 ICOCAは、JRや都心の地下鉄などを利用する時だけ使用している。普段は全く使っていない。

 このほかローカルな話として、岡大職員証・生協組合員証に付帯した「モモカ」というプリペイドカード機能を、毎日の昼食時に利用している。利用頻度から言えば、これが一番多い。

 ということで、私自身が利用している電子マネーもほぼ上記のランキング上位と一致しているが、私のような昔人間には、こういう機能にイマイチなじめない部分がある。

 まずは、大規模停電などにより電子マネーが使えなくなった時にどうするかという問題。

 第二に、詐欺に巻き込まれないかという不安。クレジットカードと異なり、プリペイド残高以上に不正に使われる恐れは少ない点はいくぶん安心できるが(クレジットカードからの自動チャージができるような電子マネーは危険かも)。

 冒頭の話題に戻るが、スマホを使っていない私にとっては、電子マネーを携帯電話で支払うというのは全く縁の無いサービスである。今後も、スマホ無しのライフスタイルを維持していきたいところだが、最近は公衆電話Boxもろくに設置されていないし、携帯電話番号の入力が必須となっているサービスもあったりして、不便に感じることも多くなってきた。

 スマホを使わない一番の理由は、老眼で画面が見づらいこと、指先でうまく操作できないことにある。写真、動画、地図、文書、どれをとっても、あんな小さい画面で見ていて何が楽しいのかと思うこともあるが、そういう世代の人が多数を占めている世の中では不便に甘んじるほかはない。