じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



10月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

 Windows10のマップ・アプリを利用したルート検索の例。ここでは、羽田空港から成田空港まで、鉄道を利用したルートを検索してみた。画像は最短ルートとして表示された、モノレール、JR、京成特急スカイライナー経由。これ以外の候補も各種挙げられていた。
 都心の複雑な経路の中からとりあえずどのようなルートがあるのか、また地図上どういう場所を通るのかを調べるには便利だと思うが、Yahoo!の路線情報と異なり、それぞれのルートの運賃・料金を比較することはできないようだ。また、自動車、鉄道、徒歩(←但し羽田・成田間の徒歩経路は表示不能)のいずれかの手段を選ぶことになるため、リムジンバス利用のルートは表示されないようである。

2016年10月29日(土)




【思ったこと】
161029(土)Windows10のマップ・アプリ

 岡山県内徒歩一周計画を思い立ったことと、「光ポータブルLTE」&「BIGLOBE LTE・3Gエントリープラン」の契約をしたことで、私も遅ればせながら、マップ・アプリを使ってみようかと思っている。スマホ利用者であればすでに種々の位置情報検索、ルート検索、カーナビ代用のアプリなどを利用しておられることと思うが、自宅と職場を徒歩通勤するだけの日常を送っている私にとってはこれまではあまり必要を感じないアプリであった。

 ということで8インチタブレットで、Windows マップを使ってみたが、まだまだよく分からないところがあった。

 まず、上の画像にもあるように、右クリックで出発点と目的地を設定すると、ルート検索ができるということはだいたい習得できた。これは都心での移動には便利。但し、上にも指摘したように、運賃・料金の比較ができなかったり、路線バス乗り継ぎの旅ができない点は不便。あくまで、とりあえずの目安としての利用価値しかないようにも思えた。

 ネットで検索したところ、こちらに、 などが紹介されていた。併用してみたいと思っている。

 さて、私が長年疑問に思っていたのは、GPS機能が無いタブレットで、どうやって現在地を測位しているのかという点であった。ネットで検索したところでは、どうやら、付近のWi-Fiアクセスポイントからの三角測量を手がかりにしているようであった。もっとも、この方式であると、アクセスポイントが少ない山奥で道に迷った時には現在地を調べることができない。この点では、スマートフォンで利用されているGPS、A-GPSのほうが安心とは言える。

 土曜日、妻の運転する車で街中に出かける機会があったので、タブレットで現在地を特定できるかどうか試してみた。ポータブルLTEの電源はoffにした状態で、タブレット(もちろんWi-Fiはon)のみで現在地を表示させたところ、家を出て最初の5分くらいはかなり正確に移動の様子が表示されており、おっこれはスゴイ、これならカーナビは要らんなあと思っていたが、その後、現在地の特定ができずマップは規定の位置の表示に戻ってしまった。原因は不明だが、ネットに繋いでいなかったために表示できる地図の範囲に限界があったためかもしれない。もっともその後、ポータブルLTEを起動しても現在位置をうまく特定することができなかった。このあたりはまだまだよく分からない。

 ちなみに、私がいつも持ち歩いているデジカメにはGPS機能がついていて、かなりの精度で撮影場所を特定できる。【こちらこちらの位置情報は、誤差10メートル以内でおさまっているようだ。】 また、撮影時に緯度経度が表示されるので、緯度経度が精密に表示できる地図を持参、もしくは事前にタブレットなどにダウンロードしておけば現在地の特定が可能。もともとこの機能は
スマートフォンアプリ「OLYMPUS Image Track」は、カメラとWi-Fi通信することでGPSアシストデータを更新したり、GPSログと写真をスマートフォンに取り込んで地図上で管理できます。
となっているのだが、Windowsタブレット対応のアプリは今のところ無さそう。ま、多少時間はかかるが、撮影した写真をタブレットで取り込み、OLYMPUS Viewer 3で地図表示すれば、撮影場所の位置情報が分かるようにはなっているが、道に迷った時などはそんな呑気なことはやっていられない。

 このほか、デジカメとWindows10のマップ機能を利用して、比較的短時間に現在地を特定する方法としては、
  • デジカメでGPS情報の検知を確認したのち、現在地の風景を撮影する。
  • 写真を再生して、infoボタンで、撮影地の緯度経度を表示させる。
  • Windowsマップの左上の検索窓に「N135 E135」というように緯度と経度を入力
というやり方があるようだ。試しに先月旅行した絶景スポットのデジカメ位置情報

北緯68度21分39.383999秒 東経18度47分6.9539999秒

を、

N68°21, E18°47

として入力したところ、北緯の「21分」と東経の「47分」の部分が10進数に自動的に変換されて、ほぼ近い位置を示していることが確認できた。但し「秒」の精細部分をどう表記するのかが未確認で、これが解決しないと道に迷った時には使えない。なおデジカメのGPS測位は電波を拾うのに少々時間がかかることと、移動中は、移動する前に写真を撮った位置のGPSがそのまま記録されてしまう場合があるので要注意。