じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 夕食後の散歩時に見えていた上弦の月(月齢8.4)と津山線の黄信号。写真左は飛行機の明かり、写真右は通過する津山線。デジカメの関係で上限の月は丸くぼやけて写っている。

2015年07月24日(金)



【小さな話題】

東京五輪のエンブレム

 7月24日の19時すぎ、NHKニュースで東京五輪のエンブレムの発表を生中継していた。各種報道によると、2014年10月に104作品の応募があり、2015年7月に組織委などの承認を経て、佐野研二郎氏の作品が選定された。黒はダイバーシティ(多様性)を、大きな円は一つになった世界を、赤い円はハートの鼓動を表現しているという。

 最初に見た時は、中央の黒い長方形によって何かが分断されているように見えた。格差社会(右側が富裕層、左側が貧困層)、あるいは、高齢者(左側)と若者(右側)との断絶を象徴しているようにも見えた。

 このほか、東京の高層ビルの向こうから太陽が昇ってくる風景のようにも見えた。もっとも日の出風景を描くなら、黒い長方形ではなくて、富士山か東京スカイツリーのシルエットのほうが良かったように思う。

 ネットで検索したところ、「暗い。厳かではない」(やくみつるさん)、「少し地味」といった批判も出ているようだ。確かに、招致ロゴのほうが華やかで分かりやすかったと思うが、エンブレムのデザインは利用の性質上、よりシンプルなものが求められていたようだ。

 今ひとつインパクトに欠けるなあという第一印象であったが、こうしたデザインは、ご当地キャラと同じで、単純接触効果により親しみを増していくものと思う。開催される頃にはお馴染みになっていくことだろう。




今年の夏の旅行

 毎年8月のお盆休みの前後に海外のどこかへ出かけているが、今年はお盆休みの直前まで会議があり、また、休み明けには大学院入試などが予定されていて、結局中止せざるをえなくなった。

 もっとも、仮に休みがとれたとしても、是非とも参加したいと思っていたツアーは、結果として催行されなかった可能性が高い。

 当初予定していたのは、チベットのラサからチョモランマBCに立ち寄ってカトマンズに至るツアーであったが、ネパール大地震により観光施設や宿泊施設が倒壊しそれどころではなくなった。

 次に、モロッコのツブカル山に登るツアーを検討したが、近隣国でのテロ事件が影響したのか、8月〜9月のツアーはすべて催行中止になってしまった。

 マチャメルートから登るキリマンジャロ登山にも興味があった。もっとも、キリマンジャロは一度マラングルートから登ったこともあり、二度目の登山のために高額な費用をつぎ込むのはどんなものかと躊躇していたが、結局、8月〜9月はすべて催行中止になった模様である。

 もう1つ、ヘリで天山山脈の氷河に着陸してポベーダ、ハンテングリを間近に眺め、さらにキルギス南部の草原からレーニン峰を眺めるというツアーもあった。キルギス南部の治安に不安があり躊躇していたが、結果的に8月予定ツアーは催行中止になったようである。

ということで、もともと職務遂行上、難しい状況にはあったが、仮に日程の調整がとれたとしても、是非とも参加したいというツアーは結果として催行中止となり諦めざるを得なかったことになる。