じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 岡大構内に咲くハナモモ各種。
  • 写真上:津島東キャンパス野球場南西側にあるハナモモ。赤、ピンク、白の3色だが、赤色はすでに花が終わってしまっている。
  • 写真中:文法経駐車場北側にある八重のハナモモ。
  • 写真下:文学部西出入口横にあるハナモモ。↑の子株で今年からたくさん花をつけるようになった。



2015年04月3日(金)



【思ったこと】

岡山駅の駅弁事情

 4月3日放送のNHK岡山のローカル番組「金だイチ」【←2015年2月6日以降の記録が更新されていないようだ】で、岡山駅の駅弁事情を取り上げていた。

 岡山駅で駅弁を提供している業者(社団法人日本鉄道構内営業中央会加盟業者に限る)は、最盛期の昭和45〜47年頃には10社を数えていたが、平成25年には4社、今年はとうとう1社に減ってしまったとのことだ。たしかに、岡山駅の駅弁で思い浮かぶのは、三好野本店の「桃太郎の祭り寿司」ぐらいのものだ。ウィキペディアによると、三好野は、2014年からは「高松駅弁の会社解散により、JR四国高松駅駅弁の製造を受託(JR四国子会社のステーションクリエイト東四国が販売)」しているという。

 岡山駅での駅弁販売が減少している理由としては、まずは、在来線の列車の窓が開けられなくなり、売り子による窓越しの販売ができなくなったこと、また、岡山駅特有の原因として、サンステや、セブン-イレブン「ハートインJR岡山駅中央改札口店」の開業により、駅弁以外の弁当を調達する機会が多様になったことが挙げられるという。ちなみに、この中央改札口店は、24時間営業ではないものの、セブン-イレブン全国17000店舗の中で、1ヶ月の売り上げが1位になったこともあるという。

 そう言えば私自身、最近では鉄道利用時に駅弁を買ったという記憶が無い。大概は、コンビニおにぎりやサンドウィッチで済ませてしまうか、駅近くでうどんやラーメンを食べている。駅弁を買わない理由は、主として節約のためである。新幹線の車内販売などは特に割高であり、よほど急いでいない限りはまず買うことはない。むしろ、近くのスーパーで時たま開催している全国グルメ駅弁まつりなどで購入した「駅弁」を家で食べることのほうが一般的となってしまった。

 鉄道車内で食べる駅弁が減ったといっても、弁当販売自体のニーズはむしろ増えているであろうから、今後はむしろ、スーパーやコンビニでの多様な弁当提供をすすめてもらいたいものだ。