じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 一般教育棟C棟西側にある国際センターがグローバルパートナーシップ施設に模様替えした。いったん工事が終わったかのように見えたが、今度は建物南側を掘り返している。今度は何ができるのだろうか。


2015年03月16日(月)



【小さな話題】

クリスマスアカガニの神秘

 NHK-BSで3月16日に放送された、

ワイルドライフ「オーストラリア クリスマス島 カニ5000万匹の大行進

を視た。以前にもアカガニの行進風景の映像を視たことがあったが(たぶん1996年放送の「大自然スペシャル」)とにかくスゴイ。

 道路に造られたアカガニ移動用の高架橋もちゃんと渡る。まるで宇宙人のようだ。命がけで海岸にたどり着き、オスは巣穴を掘ってメスを迎え入れ、メスは交尾のあと卵の成熟を待ってから海に入り卵を解き放つ。ジンベエザメの餌にならずに生き延びた幼生は海岸の岩場で成長し、再び陸に戻ってくる。教えられたわけでもないのに、急な岩を登り、道路を渡り、森に入っていく。最近視た生き物取材番組の中でも特に印象に残る内容であった。

 番組のあと、カニを食べるのがとても残酷なような気がしてきたが、このクリスマスアカガニに限ってはもともと不味くて食べられないとのことだ。陸生のためスリムで身が引き締まっているためだろうか。




「名鉄現象」とは何か?

 Yahoo!ニュースに

名古屋人もびっくり! 上野東京ラインで「名鉄現象」が発生!?

というリンク記事があった。

 「名鉄現象」というのは、同じホームから、いろいろな行き先の電車が次々と発車していく現象のことを呼ぶものと思われる。昔からあった言葉なのか、上記記事の執筆者が新たに造った言葉なのかは未確認であるが、なかなか面白い呼び方だと思う。

 私自身も、かつて愛知県犬山に住んでいた時に、名鉄の名古屋駅を何度も利用したことがあるので、その混雑ぶりはよく分かる。同じホームではあるが、例えば、岐阜方面行きと犬山方面行きでは、乗降ドアの位置が異なるように停車される。乗客は行き先に合わせて別々の行列を作る。慣れていればどうということはないが、初めて利用する人は、乗り遅れたり、別の方面行きに乗ってしまう恐れがある。

 基本的には通勤通学者が利用しているため、大混雑、立ちっぱなしでもなんとか耐えているが、お年寄りや障がい者にはかなり不親切な設計になっているとは思う。唯一の救いは真ん中の島ホームから、特急・特別車に乗れることである。お金はかかるが比較的空いており、くたびれた時などに楽ができる。

 とにかく、1つのホームでそれほどの遅れもなく電車が次々と安全に運行していくのはスゴイ技だと思う。私の知っている混雑駅としては、小田急線の下北沢、京急の蒲田(特に工事前)などがあるが、名鉄名古屋駅ほど頻繁ではない。

 なお、元記事では新橋駅の東京方面行きホームで「名鉄現象」が発生するようなことが書かれていたが、名古屋駅のような一極集中型の駅ではないので、それほどひどい混雑は起こらないようにも思える。