じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 セキュリティ対策と無関係の便乗勧誘の例。↓の記事参照。



2014年12月19日(金)

【思ったこと】
141219(金)アップデート便乗商法は腹が立つばかりだ

 各種アプリケーションソフトの中で、もっとも頻繁にアップデートを要求されるのがAdobe Flash Playerである。セキュリティの向上を名目に月に何度もアップデートの通知が来る。それも、たいがいは、まず、大学の情報統括センターのほうから「アップデートをしてください」という形で要請されてくるので無視するわけにはいかない。しかし、こんなに頻繁にセキュリティ対策をしなければ本当に危険だとすればソフトそのものに根本的な欠陥があるとしか言いようがない。

 アップデートの際にますます腹が立つのが、便乗勧誘である。Adobeの場合は、アップデートの途中のプロセスでGoogleツールバーのインストールのところにデフォルトでチェックが入れられており、うっかりそれを外さないで作業を進めると勝手にインストールされてしまう。

 さらには、インストール完了後に有料製品の勧誘がある。純粋に緊急にセキュリティ対策に必要なアップデートであるならば、便乗的な勧誘はやめてもらいたいものだ。少なくとも私のようなタイプは、そういう勧誘をされるとますます腹が立って、できるだけAdobe製品を使わない行動をとるようになる。

 それにしても、Adbbeの無料製品というのはきわめて特異な存在である。特にPDF形式の文書が配布されるサイト(例えば岡大の入試選抜要項)では「このページのファイルは すべてPDF 形式のデータで登録されておりますので,表示するためにはAdobe Reader(無償配布ソフト)が必要です。」となっていて、リンク先をクリックすると無料ダウンロードサイトに接続する。【ちなみにここでも、「オプションのプログラム」と称して、デフォルトでGoogleツールバー、もしくはMcAfeeのプログラムのインストールがされるようにチェックが入っており、うっかりそれを外さないで作業を進めると勝手にインストールされてしまう。】 いずれにせよ、広告代を一切払わなくても、公的サイトで自社製品や関連商品の宣伝ができるというのだから、便利なものである。

 ちなみに私は、上記のような反発もあって、Adobe製品はできる限り使わないようにしている。上掲のPDF形式の文書に関してはすべて「JUST PDF3」で閲覧・編集している。唯一、Adobe製品に頼っているのは、weathernewsぐらいのものだろう。【こちらにその案内あり。】もっとも、「weathernews Adobe Flash Player」で検索するといっぱい出てくるように、Adobe Flash Playerのアップデートの不具合でウェザーニュースの画面がうまく表示されないということも時たま起こっている。