じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 2014年版・勝手にライトアップされる紅葉。津島東キャンパスの陸上競技場西にあるアメリカフウ(モミジバフウ)は、毎年この時期に、夜間照明により勝手にライトアップされている。2012年の写真が、こちらにあり。



2014年11月19日(水)

【思ったこと】
141119(水)沖縄県における喫煙

 昨日の続き。

 複数の講演・口頭発表で、表記の話題が取り上げられた。

 まず、日本国内での未成年者の喫煙は、明治33年(1900年)に施行された未成年者喫煙禁止法 によって禁止されているが、沖縄県では1945年から1972年までのアメリカ軍占領下のもとではこの法律が適用されず、また、米軍基地が多いという特殊な環境のもとで、本土とはかなり異なった形で喫煙習慣が形成されたようである。

 このほか、ウィキペディアの当該項目 沖縄では、アメリカ軍占領地代には、煙草の製造・販売が民営化されており、一時は4社の煙草メーカーが並立していたという。そのなごりで、沖縄では地域限定の廉価版のタバコが何種類か発売されている。じっさい、自販機でそれらが売られていることを確認できた。ちなみに、2004年にJT那覇工場が閉鎖されたため、以後の生産は沖縄県外で行われているという。

 今回、2泊3日の滞在の最終日に、周遊バス「ゆいゆい号」を利用して那覇市内の主要観光地(識名園、首里城、玉陵)を回ってみたが、どの場所でも敷地内禁煙は行き届いていた。但し、禁煙のはずの休憩所での隠れ喫煙、あるいは、敷地外の出入口での集団喫煙などがあり、私自身も受動喫煙の被害を受けた。

 公道での歩行喫煙や吸い殻ポイ捨ての頻度は、岡山市内とそれほど変わらないように見えた。
  • 写真A:自販機で発売されていた沖縄地域限定タバコ。
  • 写真B:首里城入り口近くの店で沖縄そばを食べていたところ、店先のベンチに灰皿が設置されているのを見つけた年配の男性観光客グループがやってきて、一斉にタバコを吸い出した。私と、ベンチの下のワンコたちが受動喫煙の被害を受けた。
  • 写真C:世界遺産・玉陵(たまうどぅん)入口にあった敷地内禁煙の案内板。