じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 台風19号が日本列島に接近している。前回の台風18号の時は、5日進路予想がかなり適確であったのに対して、今回の19号は日々の予想にかなりの揺れがある。

 左図に示すように、予報円の中心を結ぶ線は、10月9日06時の予想では、

種子島→室戸岬→大阪直撃→新潟県直江津

となっていたが、その後、いったん東シナ海に入ってから、

九州南部→四国南部→北アルプス→仙台

に修正され、さらに直近(10月11日06時)では、

九州南部→和歌山南部→名古屋→仙台

となっていた。天気図を見ると、ハバロフスク付近に中心をもつ高気圧が北から日本列島を覆っていて進路を遮っており、台風がいつ偏西風に乗って東向きに方向を変えるかという点で、予測に苦労されている様子が見て取れる。

 台風の進路が西になればなるほど影響は大きくなるものと思われる。また、台風の東側にのびる前線にも注意が必要であろう。じっさい、台風から遠く離れた小笠原諸島でも、土砂災害警報が発令されている。


2014年10月10日(金)

【思ったこと】
141010(金)「謎の"新"資源大国」トルクメニスタン〜

 10月6日に放送された、TV東京系の未来世紀ジパング

池上彰SP「謎の"新"資源大国」〜第1弾 謎の国・トルクメニスタン〜

を録画再生で視た。

 番組タイトルでは「謎の国」とされていたが、私自身は、2013年8月に訪れたばかりであり、特に、首都アシガバートのモニュメントや豪華建築群は、大変懐かしく感じされた。

 番組最初のほうで、中立の塔の撮影中に突然、衛兵から撮影はダメだと制止されたというシーンがあったが、私が訪れた時は自由に撮影できていた。

 いっぽう、独立記念塔を正面から撮影していた時は、当初は、衛兵から撮影はダメだというジェスチャーがあったが、現地ガイドが衛兵をどなりつけて、自由に撮影できるようになった。あくまで推測だが、衛兵の顔をアップで撮ることは禁止されているが、塔の全体を撮ろうとするとどうしても2名の衛兵が写ってしまう。そのあたりの兼ね合いが不一致な対応になるのではないかと思われた。

 トルクメニスタンはかつて検閲国家ワースト3位にランクされていたが、2012年にはランク外となっている【但し、別のランキングでは、2013年も相変わらず177/179位にランクされたまま。】。確かに国営テレビ局の番組自体は大統領崇拝一色で、私がホテルで視た時にも、大統領の指示内容のメモを取る幹部たちの姿が映っていた。しかし、こちらの写真に示すように、地方都市のアパートや平屋建ての民家には、パラボラアンテナが乱立しており、その大部分が相当以前から設置されているように見えた。また、ホテルのテレビでは、どこぞの国の番組を通じて「名探偵コナン」を視ることができた。

 ま、実際問題として、地方都市を含めた家並み、バザールの物価、自家用車(トヨタのシェアが圧倒的)などを眺めた限りでは、トルクメニスタンの人々の生活は近隣諸国よりはかなり裕福であり、外国の放送を視れば視るほど、自分たちの国の暮らしの豊かさを実感し、かえって政権の支持基盤を強化する効果があるようにも見えた。