じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 岡大・七不思議の1つ「半田山の幻の桜の花園」が今年も出現した。「幻」というのは、遠くからは「桜の園」があるように見えるが、実際にその場所に行ってみると、どこにも桜が見当たらないという不思議。2009年4月11日の楽天版に関連記事あり。


2014年4月3日(木)

【思ったこと】
140403(木)岡大の敷地内全面禁煙、いよいよ4月から(8)違反喫煙行為への対応(2)学生指導や健康管理との連携、あるいは禁煙推進統括センターが必要

 4月3日の岡山は日中よく晴れ、最高気温は20.7℃まで上がった。そんななか、大学敷地内を流れる座主川の川縁と遊歩道で2件の「隠れ喫煙」を目撃し、それぞれ、喫煙をやめるように注意した。これまでにも座主川沿いのベンチや夜間照明の下には吸い殻が散見されたことがあったが、実際に喫煙行為を目撃したのは、4月1日の白衣を着た男性に続いて2人目と3人目にあたる。4月3日の2件はいずれも、これまで文化科学系総合研究棟近くの喫煙所を利用していた人が、1年以上にわたる全面禁煙予告期間に禁煙に踏み切ることができず、喫煙所廃止に伴って「隠れ喫煙」に移行したケースと推測される。今後の防止対策が求められる。

 さて、岡大での敷地内全面禁煙は、安全衛生部保健衛生管理課 企画調整グループによって推進されている。これまでにも何度か書いたことがあるが、岡山大学の「安全衛生」は、「安全衛生委員会要項」あるいは「津島地区事業場安全衛生委員会内規」に基づいて委員会が設置され運営されている。私自身は昨年度、「津島地区」よりさらにローカルな「文・法・経三学部等安全衛生委員」を拝命してきたが、2014年4月からは、三学部のローテーションにより、津島地区事業場安全衛生委員会委員(社会文化科学研究科選出)を拝命することになり、近々今年度最初の委員会に出席する予定である。

 この安全衛生委員会というのは、労働安全衛生法に基づいて設置が義務づけられている安全衛生委員会の一翼を担うものであり、2014年度からは、法令との齟齬を解消するため、過半数労働組合(職組)などから選出された委員を含めた上部委員会が設置されると聞いている。

 しかし、いずれにせよ、この委員会や事務組織は、大学施設の安全管理、防火防災、敷地内の交通安全などを統括する目的で設置されており、学生の健康管理や学生サークルへの指導・支援を行うところではない。学生の健康管理のほうは保健管理センター、学生サークルへの指導・支援は学生支援センターが担当しているが、私の知る限りでは、安全衛生部を含めたこれら三者による統括的な禁煙推進活動は行われていないように思われる。

 そのため、昨日も述べたように、学生サークル活動中の部員の喫煙をどうするのかといった問題には安全衛生部は対処できないし(←部室内で喫煙するようなことがあれば別だが)、保健管理センターのほうも、あくまで個人単位での禁煙支援しか行っていないようである。

 余談だが、別段自分から希望したわけでもないのだが、今年度は、私は、津島地区事業場安全衛生委員会委員のほかに、全学:保健管理センター運営委員、全学:保健管理センター・学生保健ネットワーク委員、さらに、文学部の学生生活委員をお引き受けすることになっており、三位一体の禁煙推進を提案しやすい立場にある。

次回に続く。