じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 消費税増税に伴い、1000円床屋も1080円へ(↓の記事参照)


2014年3月21日(金)

【思ったこと】
140321(金)4月1日以降の負担増は消費税増税ばかりではなさそう

 4月1日に消費税が5%から8%に増税される。当初は、買い物をする時の負担が3%増えるだけだと思っていたが、どうやらそれだけには終わらない模様である。

 まず、我が家に一番関係ありそうなのが高速道路通行料金の負担増である。こちらの案内によると、通勤割引・早朝夜間割引・平日夜間割引・平日昼間割引・休日特別割引等は2014年3月31日をもって廃止され、代わって事前登録制による平日朝夕割引と、休日割引(6月30日までは50%、それ以降は30%OFF」)になるという。

 これまでは、ETCカードを4枚持っていて、16時頃にゲートに入り、17時01分、18時01分、19時01分、19時59分に最寄りのICで出入りを繰り返せば1区間90〜100km走行として360〜400km区間をすべて通勤割引料金で走るというような「裏技」も可能であったが、4月1日以降は、事前登録した1枚のETCカードしか使用できず、しかも、1ヶ月に4回以下では対象外というから、我が家でこの割引が適用される可能性は殆ど無くなった。

 このほか、マイレージポイントは高速国道の場合、1回のご利用ごとに50円につき1ポイントで
  • 100ポイント 200円分
  • 200ポイント 500円分
  • 600ポイント 2,500円分
  • 1,000ポイント 8,000円分
という還元があった。4月1日以降は、10円ごとに1ポイントで、5000ポイントで5000円分還元に変更されるという。ポイントの付け方が代わったので直感的に捉えにくいが、要するに、これまでは5万円利用すると8000円分の還元であったがこれが5000円に減らされるという意味で、割引のメリットも減ってた。




 さて、肝心の消費税増税に伴う値上げだが、今回は、増税の3%分を越えるような「便乗」値上げであっても、当局からお目玉をくらうことはないらしい。

 最近目にした値上げ通告としては、まず、上掲の1000円床屋の1080円への値上げがある。この1000円床屋では、以前は、1000円札のみ利用可能(両替不可)でチケットを購入するシステムとなっていたが、数ヶ月前に、10000円札でもおつりが出て、かつ小銭対応の新しい券売機が設置された。小銭対応は明らかに今回の値上げを想定したものだと思うが、80円の値上げ分は、当分の間は、券売機更新のコスト回収に回されるものと想像される。

 このほか、昨日訪れた日帰り温浴施設(北九州)でも、平日800円、土日祝日900円の料金がそれぞれ850円と950円に値上げされるという。理由は、「消費税増税、および燃料諸経費高騰のため」となっている。なお、岡山のほうでよく訪れるこちらは、昨年12月1日よりすでに100円分値上げ(600円→700円)されている。

 交通機関の値上げも相当程度行われるようであるが、私の場合、年に10回程度しか、JRやバスを利用しないのであまり影響はなさそう。但し、例えば東京メトロのように、切符購入とICカード乗車では1回につき1円から9円の差額が出る模様なので、これを機会にJR西日本のSMART ICOCAを利用することにした。

 郵便料金の値上げ(葉書50円→52円、封書80円→82円、レターパック500円→510円)も私個人にとっては殆ど影響がない。私の場合、年賀状は10枚以下、それ以外の郵便は年に数回程度に限られているからである。もっとも妻が年賀状を100枚くらいは出しているので、家計全体としては200〜300円程度の負担増になりそう。

 以上は、直近に察知した値上げ情報であるが、1年間を通してみると、公共料金、ネット接続、駐車場、車検などいろいろなところで「あれ?いつのまに値上げしたの?」と驚くことがありそう。