じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 こちらの日誌(12月9日付け)にも記したように、12月9日(月)から13日(金)まで、五十周年記念館にて、OB・OGフォーラム(先輩と語る会)が開催されている。五十周年記念館周辺はすべて敷地内禁煙エリアになっているため、ここを訪れる就活生や先輩諸氏の一部が、岡大西門交差点付近の歩道で喫煙しているのを見かける。

 あくまで私の理解だが、岡大正門から西門交差点までのあいだの南北通りは岡大の敷地内であるため当然禁煙、いっぽう、岡大東西通りは市道になっているため、禁煙指導の対象エリアには含まれていない。

 写真は12月10日朝に岡大西門交差点付近の歩道に捨てられていた吸い殻。ちょうど、岡大敷地を示す境界標の外側スレスレにポイ捨てされていたため、敷地内禁煙に反しているとは言い難いところがある。もちろんどの場所であっても、吸い殻を路上にポイ捨てすることは言語道断であるし、また、このような人通りの多い場所で喫煙することがいかに迷惑であるか、喫煙者は反省する必要はある。

 そもそも、極端なアルコール依存症者でない限り、交差点や歩道上でお酒を飲む人はいない。お酒は、場所をわきまえて家や飲食店で飲むものである。タバコも同様。自分の家だけで吸えばよいのである。にもかかわらず、交差点とか、大学敷地内の建物の陰などでこっそり吸わないと気分が落ち着かないなどという人は明白なニコチン依存症であって病気である。まずは病気を治すことに専念すべきである。



2013年12月10日(火)

【思ったこと】
131210(火)私の心が聞こえる?(3)ジョンとメアリー課題の難解版?

 11月29日の日記の続き。このドラマは昼に放送されているため、録画・ダビングして夕食時に視ている。どうやら、人生で感動した3作目のドラマになることは確実である。

 今週は第23話からの放送となり、残りもあと8回分となってしまった。この23話の後半のメーキャップショーの会場で、ドンジュは自分が聴覚障がいであることを公表した。それまでの回では、ドンジュが声を聞こえないということを知っていたのは、実母のテ・ヒョンスク、義兄弟のチャン・ジュナ(ポン・マル)、それとドンジュの主治医であったチャン博士、さらに第12話のあたりでそのことに気づいたポン・ウリに限られていた。この回以降は、関係者全員が、ドンジュは声を聞こえないという情報を得て接することになる。

 いっぽう、ポン・マルの実の父がチェ・ジンチョルであること、実の母がその愛人のシネ(スングムの娘)であるということは、まだまだ一部の人たちにしか知られていない。よって、誰がそのことを知っていて誰はまだ知らないのかを正確に記憶していないとストーリーの展開についていくことができない。

 このドラマは、こちらの相関図を見てもわかるように、血縁関係はきわめて複雑。主要な9人の間の一対一の関係は、順列組み合わせの公式により9×8÷2=36通りとなる。しかも、それぞれにおいて、その関係が明らかにされている場合、一部の登場人物しか知らない場合、また後に判明する場合がある。くわえて、親子関係や義理の親子関係においても様々な葛藤、煩悶、愛着、憎悪などが入り乱れていて、それらも正確に記憶しておかないと、あれ?何で?と思ってしまう。ということで、最近の展開はますます、サリーとアン課題や、ジョンとメアリー課題の難解版のようになってきた。ちなみに、冬ソナの相関図は、それほど難解ではなかった。日本で、ワタココが冬ソナほどに人気を集めていないとしたら、その一因は、あまりにも複雑な相関図にあるのではないかと思われる。


 このほか、私が未だによく分からないのが上の画面にあるような番組概要記事(地デジの番組表に表示されている概要)である。「聴覚障害でありながら聞こえるふりをする男」はチャ・ドンジュのことだろうが、「知的障害の父のために自分も知的障害の振りをする女性」はどこにも出てきていない。当然、ポン・ウリのことを言っているのだと思うが、ポン・ウリがこれまで知的障がいのふりをしたことは無かったし、今さらふりをする必然性もない。それと、この概要だけを読むと「真実の愛の物語」のように思われそうだが、実際のテーマはむしろ、実の親子関係、義理の親子関係、義理のきょうだい関係の葛藤とその克服にあるように思える。

次回に続く。