じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2013年度版岡山大学構内の紅葉(8)文法経駐車場のケヤキとイチョウの黄葉

 駐車場利用者以外は目にする機会が無いが、なかなか見事なコラボレーションとなっている。なお、左手は文法経1号館。




2013年11月23日(土)

【思ったこと】
131123(土)Windows8事始め(7)「ファイルの右クリック→プロパティ→詳細」で表示される個人情報流出への懸念

 Windows8というよりもWindows7からであったと思うが、ワープロや写真ファイルを一覧表示して右クリックし、プロパティから「詳細」を表示すると、「所有者名」、「コンピュータ名」などさまざまな個人情報が読み取れる機能がある。また、Word2013で作成した文書の場合は、「作成者」、「前回保存者」、「改訂番号」、「会社名」、「コンテンツの作成日時」、「前回保存日時、「前回印刷日」、「総編集時間」、「元の場所」「使用したコンピュータのメーカー」などが表示される。表示される項目は、オリジナルのファイルの場合、それをコピーして別の場所に移した場合、Word2013にサインインしているかどうかなどによって異なるようだが、とにかく、自分が事前承認のもとで入力した情報ではないだけに気味が悪くなる。

 いっぽう写真ファイルの場合はさらに重大である。私が使っているデジカメの場合は、カメラの製造元、モデル、撮影に関わる諸データ(絞り値、露出時間など)のほか、GPS機能により、撮影場所の緯度、経度が数メートル以内の誤差と思われる精度で表示される。私自身の場合はこれが流出しても困ることはないが、たとえば匿名の方が自室で飼っている猫の写真を投稿した場合、それにくっついていたGPS情報で、実名や住所がバレてしまう恐れがある。じっさい、そのような経路でストーカー被害が起こったケースもある。また、11月1〜2日頃のNHKの番組で報じていたが、犯罪者が写真のGPS情報によって住居を特定し、その対象者がブログ等に2泊3日で旅行していますなどと書き込んだ時に留守宅を襲うといった空き巣被害があるというからまことに恐ろしい。

 それから、複数のコンピュータで試してみて分かったことだが、ファイルのプロパティの「所有者」のところに「S-1-5-21-**********-*********-」という謎の文字列が表示されることがある。ネットで検索したところ、Q&Aサイトに
意味不明な数字は現在のパソコンには存在しないユーザー名(同じユーザー名でも一旦削除して新たにユーザー名を作成した場合も含む)に対してアクセス権が設定された場合やファイルやフォルダの作成が行われていた場合、以前のユーザー名が表示されず、そのユーザー名のSIDで表示されます。この場合には所有権の取得を行い、現在のユーザーに置き換えてください。
という回答が寄せられていることが分かった。さらに「SID」を検索したところ、これはセキュリティ識別子のことで、WindowsNTシステムでは
時には、システムの特定のユーザーに関するセキュリティ識別子 (SID) を知る必要がある場合もあります。特定のユーザーの SID を確認するには、以下の手順を実行します。

注意:レジストリは Windows NT システムの非常に重要なファイルです。レジストリの編集を誤ると、Windows NT が起動しなくなる等、再セットアップを余儀なくされるような事態が発生する恐れがあります。弊社ではレジストリ エディタの編集の結果による如何なる問題に対しても保証はいたしかねます。レジストリはお客様の責任範囲でお使いください。

1.レジストリ エディタを起動し、次のキーに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList

2.ProfileList キーの下に、SID が表示されます。個々の SID を選択すると、値エントリが表示され、特定の SID に関連付けられているユーザー名を確認できます。
という形で確認できることが分かった【出典はこちら】。しかし、少なくとも私が管理しているパソコンはすべて新規購入したもので所有権の変更などあり得ないし、所有権の取得というのも意味不明。とにかく、何やら分からない文字列が表示されるのはまことに気味悪い。

 以上に述べたそうした「詳細情報」は、「プロパティや個人情報を削除」機能を利用すれば消去できるようだが、人間誰でもミスはつきものだ。未消去のファイルを1枚でもアップロードしてしまえば、後で削除してももはや手遅れとなる。

 もう1つ、私が気に入らないのは、同じファイルの詳細情報がWindowsXPでは表示されないことである。WindowsXPユーザーは、自分では詳細情報が確認・消去ができない状況で、知らないうちに個人情報をさらけ出している可能性がある。

 このほか、今回のWindows8.1で不安になるのが、SkyDrive機能である。基本的にはYahooボックスなどと同等のオンラインストレージだと理解しているが、何か手違いがあった時に、重要文書が流出してしまわないか、あるいは、同期の不具合で、オリジナルファイルまで消してしまうような事故は起こらないか、凡ミスが増えてきた私のような準高齢者には到底使いこなすことができない。

 次回に続く。