じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 10月1日の岡山は、最高気温が29.3℃まで上がった。そんななか、大規模環境整備工事がほぼ完了した岡大・東西通りでは早くもケヤキの落葉が目立つようになった。なお、写真には撮っていないが、右手のハナミズキ並木には赤い実がいっぱいついていた。


2013年10月01日(火)

【思ったこと】
131001(火)定年退職まで「あと4年半」に:2013年9月を振り返る

 昨年から毎月末に点検・総括を行うことに決めていたのだが、いろいろな連載記事などを書いたりしているうちに月替わりしてしまったりして、なかなか実行されていない。そうこうしているうちに2013年度も半年が過ぎてしまった。定年退職までは残り4年半ジャストとなった。

 まず、世の中で起こった出来事では が印象に残っている。

 東京五輪開催については、いろいろな反対論もあったようだが、2020年開催に向けて日本がほぼ1つになれるという点では大きな意味があると思う。前回の1964年五輪では、首都高や環七など、環境にはあまりよろしくない突貫工事が行われたが、今回はその逆で、自然との共生を取り戻し、歴史・文化的な景観を守る方向での大規模環境整備が行われることを期待したい。そう言えば、10月1日、小泉元総理大臣が名古屋市で講演し、
  • 【日本のエネルギー政策について】これまでは原子力が一番クリーンで安全だと信じてきたが、東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きて、本当にそうなのかと疑問を感じ始めた。原発を作るよりも、そのお金を自然を資源にしたエネルギーの研究開発に回し、循環型社会を作った方が建設的ではないか
  • 『原発をゼロにする』という方針を政府・自民党が示せば、野党側も賛成して一挙に雰囲気が盛り上がる。そうすると、原発に依存せず、自然を資源にした循環型社会を作るという夢に向かって国民が結束できる。

と述べたという。大方の報道では、「原発ゼロ目指すべき」と主張されたことに注意が向けられているようだが、私はむしろ、「自然を資源にした循環型社会を作るという夢に向かって国民が結束できる」という部分が大切ではないかと思う。日本が世界から取り残されないためには、国民の結束がないとやっていけない。2020東京五輪もその1つではあるが、あれはあくまで2週間足らずで終わってしまうもの、50年、100年単位で国民の結束を目ざすためには、「自然を資源にした循環型社会を作る」という目標はぜひとも必要ではないかと思う。

 もう1つの台風18号による水害では京都・嵐山が大きな被害を受けたが、幸い、秋の紅葉シーズンに向かって順調に復旧しているとのことで安心した。(こちらに最新情報あり。)




 いっぽう、個人的な出来事としては、9月中旬に札幌で開催された日本心理学会第77回大会がある。もっとも、今回は、私が毎回参加することを楽しみにしていた種々のワークショップがチュートリアルに変更され、かつ、最近では、発表会場でのデジカメ撮影が禁止されることが多く、物忘れのひどい私としては発表内容をデジカメでメモするという手段が奪われてしまって、感想が書きにくくなってしまった。

 なお、各種学会の年次大会は定年退職まであと4回(今年度未開催の場合は、今年度を含めてあと5回)となるが、北海道で開催されるのは在職中ではこれが最後ではないかと思われる。観光目的の北海道旅行も考えていないので、私の人生ではこれで「さらば札幌」になったかもしれない。

 9月中に観たテレビ番組の中では

【9月23日 テレビ東京系】南米大陸3000km 爆走!ポンコツラーメン屋台

が、懐かしい風景が出てきて面白かった。これを機会にウユニ塩湖のアルバムの決定版を作ってみた。

 教養系番組にも面白そうなものがあったが、ダビングをするばかりで、なかなか録画再生する時間がとれない。

 ということで、殆ど点検・総括にはなっていないが、9月分についてはこれで終わり。