じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 文学部中庭の藤棚跡に夏用の草花が植えられた。グッドジョブ支援センターの力をお借りしたが、今後の撒水は事務職員ボランティアの手に委ねられている。公共花壇ということで花期の長いペチュニア、サルビアなどが主体。




2013年05月21日(火)



【小さな話題】

pm2.5最悪レベル続く

 5月21日の岡山はよく晴れ、最高気温は30.3℃まで上がり、今年最初の真夏日となった。もっとも、よく晴れたと言っても遠くのほうは霞んでおり、pm2.5のレベルは、「多い」から「少ない」までの7段階予想で、最悪から3番目、時たま2番目という状態がずっと続いている。5月22日朝の予想では、この先24日午前までは、最悪状態が継続する見込みである。

 予想図にも示されているように、pm2.5の最悪レベル地帯は、中国本土のほか、朝鮮半島一帯に広がっている。日本国内では、主な汚染地域は、九州南部と沖縄を除く日本全土にほぼ広がっているが、なかでも瀬戸内地域は特に高い値を示している。こうなると、ハイキングに出かけてることが果たして健康に良いのかどうか疑問になってくる。




イプシロンロケット

 各種報道によれば、12年ぶりに開発された国産の新型ロケット、イプシロンが、ことし8月22日に打ち上げられることになったという。イプシロンは、日本の主力ロケットH2Aの半分程度の大きさで、H2Aの3分の1近い38億円程度、4年後には30億円程度に抑える計画で、衛星打ち上げビジネスでの国際競争力の向上を目指しているという。

 ところでこの「イプシロン」という名前であるが、ウィキペディアの当該項目によれば、その由来は、
...公式には「Evolution & Excellence(技術の革新・発展)」「Exploration(宇宙の開拓)」「Education(技術者の育成)」に由来する。ラムダ (Λ) ロケット・ミュー (Μ) ロケットなど日本で開発されてきた固体ロケット技術を受け継ぐ意味を込めギリシア文字が用いられた。正式な名称のない頃から、一部報道で名称は「イプシロン(エプシロン)ロケット」が有力候補とされていた[7]。また、ISASのOBなどが参加するトークライブなどでは、「いいロケット」の駄洒落で「Eロケット」→「イプシロンロケット」になったと言う話が公式決定前からアナウンスされていた。
といったことにあるようだ。

 私が子どもの頃は、国産ロケットと言えばカッパロケットが登場したばかりであった。もっとも、「カッパ」の由来についてはよく分からず、「河童」か「合羽」が連想されてしまい、妙な名前だと思っていた。その後、ギリシア文字に由来するラムダ (Λ) ロケット・ミュー (Μ) ロケットなどが登場したので、今回のイプシロンもそれほど違和感はない。ちなみに、ギリシア文字では、カッパー、ラムダ、ミュー、ニュー、クセー(クシ)、オーミクロンと続くが、国産ロケットとしては、ミューロケットのあとは液体燃料ロケットのH-IIA ロケット(エイチツーエー ロケット)に発展し、ギリシア文字は使われなくなった。固体ロケットの呼称を引き継ぐのであれば「ミュー」の続きでも良さそうだが、「ニューロケット」では「Newロケット」だと思われてしまいそうだし、「クセーロケット」は「臭せーロケット」みたいで語感がよろしくない。