じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 時計台前のアメリカフウ(モミジバフウ)の新緑。デジカメのマジックフィルター(ポップモード)で撮影してみたが、あまりにもカラフル過ぎたので、彩度低めに修正した。それでもまだ派手すぎるかもしれない。


2013年05月10日(金)



【小さな話題】

農地のソーラーシェアリング

 5月10日のモーサテで、農地に支柱付き太陽光パネルを設置するソーラーシェアリングの話題を取り上げていた。農地を太陽光発電設備に転用するのではなく、パネルの下では農作物を栽培し、売電を副収入として、農家の安定した収入を確保しようという取り組みのようであった。これまでは農地の転用に当たるとして太陽光パネルの設置を認めない農業委員会も多かったが、今年の4月に農水省が統一基準を策定した。ネットで検索したところ、
  • 期間は原則3年で、更新するにはそのたびに都道府県知事などの許可が必要。
  • 農業に支障がないか毎年の報告も義務づけた。
  • 耕作放棄地に太陽光発電パネルをじか付けすることは原則認められない。
などの情報があった。
 太陽光パネルといっても、かなりの隙間があり、それほど日照を必要としない農作物であれば十分育つらしい。であるなら、いっそのこと従来のビニールハウスと一体化して、これまで石油に頼ってきた温度管理や、水耕栽培管理を太陽光による自家発電に切り替えるなどの対策を講じれば、円安原油高にも対抗できるのではないかと思われる。

 もちろん、豊かな自然にめぐまれた農村、山村の保全が理想ではあると思うが、都市近郊の比較的狭い農地では、農産物自由化の圧力が高まるなか、こういう形で生き残りをはかることもアリではないかと思われる。




デジタルフォトフレーム初体験

 帰省中、プレゼントでもらったデジタルフォトフレームを使えるようにしてほしいとの依頼を受けた。

 当該の機器の仕様は、
  • SDカードに保存したJPEG形式の画像であれば自動的にスライドショーが開始できる。
  • 音楽ファイルはMP3に対応し、画像のスライドショーと並行して再生できる。
  • 動画はMP1、MP2、MP4に対応。(MOVには非対応)。
  • 電源はACアダプタ
といった概要であった。

 私自身は、デジカメで撮影した写真はすべてパソコンで再生しているので、こういう機器には全く興味が無かったが、パソコンの無い家庭で、思い出の写真を音楽つきで再生するというのも悪くは無いと思った。難点を言えば、
  1. MP3で再生する音楽の音質がイマイチ。枕元に置いて音楽をちゃんと聴くならば、それなりの音源を備えているか、もしくはスピーカーへの外部出力のあるような機器のほうが望ましい。
  2. 動画は、MOV形式に対応していないようであった。私のデジカメの動画録画はMOV形式なので、これに対応しているものが望ましい。
  3. ACアダプタ接続のため、テーブルを囲んで写真を見せ合う場合には、電源コードが邪魔になってしまう。もっとも乾電池ではすぐに電池切れ、バッテリーでも老朽化の恐れがあるので一長一短かもしれない。あと、アダプターに繋ぎっぱなしにすると、多少熱を持つようであったが、大丈夫だろうか。

 なお、TEDのプレゼンは、MP4形式でダウンロードできるので、これをSDカードに保存しておけば、デジタルフォトフレームを使って気軽に英語の勉強ができそう。(イヤホン端子がついていれば、コンセントつきの新幹線車内でも利用できる)。そのこともあり、機種選定時には、どういう動画ファイル形式に対応しているのかを見極めることは必要。

 もっとも動画再生などは小型のタッチパッドがあれば用が足りてしまう。基本は、やはり、玄関や室内の棚に置きっ放しにして、記念写真などを飾るのが基本的な使用目的かと思う。