じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 一般教育棟構内(津島東キャンパス)の桜が見頃となっている。新入生歓迎行事と重なり、サークル関係者と思われるグループが早朝からブルーシートで場所取りをしている風景も見られる。なお、このエリアは、花が終わった頃から整備工事のため立ち入り禁止になると聞いている。現状でもかなり整備されているようにも見えるのだが、どう変わっていくのだろうか。



2013年04月3日(水)



【小さな話題】

大学構内にセブンイレブン開業

 こちらの記事にもあるように、4月1日(月)から、南福利施設(ピーチユニオン)1階にコンビニエンスストア「セブン・イレブン岡山大学店」が開店した。導入の経緯は分からないのだが、岡大生協の専務理事がオーナーをつとめていると聞いている。大手コンビニの流通経路と雇用体制を活用して、早朝から夕方まで(朝8時から19時まで)、弁当などの品揃えを確保するのが目的ではないかと思われる。品揃えは弁当・サンドウィッチなどの食品が中心であり、文具類などは隣の生協ショップのほうで販売されている。

 なお、店内では、セブン銀行系のATMが設置されているほか、クレジットカードやnanacoも使えるので便利。




現代のベートーヴェン

 NHK総合3月31日放送の魂の旋律〜音を失った作曲家〜を録画再生で視た。作曲家、佐村河内守(サムラゴウチ マモル)さんの話題。

 もともと音楽界には全く縁が無い私は、番組を視るまで、まことに失礼ながら、そのような作曲家が世界的に注目されているということを全く知らなかった。また、感音性難聴による両耳全聾、身体障害者等級第1種2級、両耳鼓膜欠落という障害を持っておられることは予告編などで知っていたが、単に音が聞こえないというだけでなく、抑鬱神経症や不安神経症、常にボイラー室に閉じ込められているかのような轟音が頭に鳴り響く頭鳴症、耳鳴り発作、腱鞘炎、また光を浴びることで偏頭痛や耳鳴りの発作が誘発されるため、自宅では暗室に籠り、外出時には光を避けるためのつばの広い帽子とサングラスを着用することを余儀なくされているなど【ウィキペディアの記述による】想像に絶する苦難の道を歩んでおられることを知った。

 番組でも言及されていたが、佐村河内さんの曲は緻密な旋律から構成されており、天才だからということではなくて、中学生の頃から独学で学んだという楽式論、和声法、対位法、楽器法、管弦楽法が到る所に活かされているようであった。また、「被災地のためのレクイエム」の作曲過程として紹介されていたように、被災地や障害児などとの直接のふれあいが新たな旋律の創造に結びついているようにも思えた。

 どうしても気になるのは、佐村河内さんのご病気。番組で伝えられた限りでは、耳鳴りや気分障害などの原因は不明のままで、対症療法的に多数種類の薬を服用しておられるように見えた。最新の医療技術のもとでもう少し軽快する可能性は無いのだろうか、あるいは漢方など東洋医療ではダメなのだろうか、老婆心ながら気になるところである。