じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 3月2日(土)の午前中に散策した大正区のルートマップ。↓の記事参照。なお、オリジナルの地図は、こちらからダウンロードできる。


2013年03月2日(土)

【思ったこと】
130302(土)NHK朝ドラ「純と愛」の舞台、大正区を散策

 3月2日は大阪駅近くで研究会に参加した。開始時刻が13時40分からということだったので、午前中、環状線の大正駅で降りて、NHK朝ドラ「純と愛」の舞台となった大正区内を散策してみた。いまさら朝ドラの追っかけをするような歳ではないのだが、ドラマを通じて大正区に興味を持ち、こちらの地図を頼りに2時間余り歩いてみた次第である。なお、この時のアルバムはlife-xのほうで公開しております。よろしかったらどうぞ。

 もっとも、結論から先に言えば、「純と愛」に直接結びつく風景は殆ど無かった。港湾地帯は立ち入り禁止エリアが多く、海のほうを眺められる場所はきわめて限られていた。ドラマの舞台の1つであった「里や」は平尾商店街の外れにあるという設定であったが、実際の平尾商店街はもっと現代風で、見た目には大阪市内の他の商店街と変わりないように見えた。なお、大正区内には木造の古い住宅地もたくさんあり、純と愛が住んでいた古いアパート(←後に剛くんや晴海さんも引っ越してきた)の路地とそっくりの場所もあったが、プライバシーの侵害になってはいけないと思い、写真撮影は自粛した。

 今回の散策コースで一番の見どころは千歳橋の渡船場であった。時間の関係で、乗船はできなかったが、なかなかの風情がある。どうやら運賃は無料。日中は、20分おきの運航となっているが、出港時刻は対岸でも同じになっている。要するに北恩加島(きたおかじま)に船が係留されており、出港して1分も経たないうちに対岸に到着、対岸の乗客を乗せて直ちに元の北恩加島に戻るということのようだ。この渡船場の上には千歳橋が架けられており、私自身は徒歩で橋を渡った。橋があるのになぜ渡船?と思ったが、ウィキペディアの当該項目によれば、
2003年に完成した千歳橋は2代目である。大正時代から昭和時代にかけて、初代の千歳橋が架けられていた。初代千歳橋は1922年に架けられ、鶴町と対岸の新千歳町を結んでいた。

しかし大正内港の建設工事のため、初代千歳橋は1957年に撤去された。なお、当時対岸だった新千歳町は、町の大半が内港の中に沈んでいる。

初代千歳橋撤去の代替として千歳渡船場が開設され、歩行者や自転車の移動に供されている。2003年に開通した千歳橋は海面からの高さが28メートルあり、歩行者や自転車の利用には不便なことから、渡船は橋開通後も存続されている。
ということであった。

 合計で約12kmほど歩いて、最後は、中央中学校前というバス停から大阪駅行きのバスに乗った。早朝と夕食後に毎日散歩していることもあり、この程度のウォーキングならくたびれることはなかったが、なぜか、翌日の体重が1kgほと減っていた。