じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 一般教育棟構内(津島東キャンパス)の南東端には、岡大七不思議の1つ、「謎の橋」と水の流れていない「謎の小川」がある(写真参照)。しかし、このエリアは3月1日以降は立ち入り禁止となり(後期試験期間を除く)、大規模な環境整備工事が行われる予定となっている。この謎の橋と謎の小川がこのまま残るのか、跡形もなく撤去されてしまうのかは不明。



2013年02月27日(水)

【思ったこと】
130227(水)NHK朝ドラ「純と愛」を楽しんで視る人と、腹を立てながら視る人(1)

 純と愛を考えるの連載の続き。

 2月20日の日記で、Yahooのみんなの感想へのクチコミ数が

●クチコミ数41129、16418人が見たい!、★★★★★評価42%、★評価44%、平均2.99点、視聴率【2月11日〜2月17日】17.9%(ドラマ部門一位)

となっていると書いた(2月21日朝の時点)。一週間後の2月28日朝の時点では、

●クチコミ数43043、17149人が見たい!、★★★★★評価41%、★評価45%、平均2.93点、視聴率【2月18日〜2月24日】17.2%(ドラマ部門一位)

となっており、この一週間で、
  • 2月21日の★★★★★評価数 17274、★評価数18097
  • 2月28日の★★★★★評価数 17648、★評価数19369
  • 一週間の増加数 ★★★★★評価数 374、★評価数1272
となっていて、低評価が4分の3を占める状況が続いている。

 もっとも、これは必ずしもこの一週間の展開が不評であったというわけではなさそうだ。 というように別々に表示してみると一目瞭然であるが、低評価の書き込みには、脚本家やNHKに対するワンパターンの攻撃、単なる不快感の表明、もしくはその日の放送回の揚げ足取り(「現実にはありえない」、「ああいう行動は間違っている」などなど)が多く、評価値の平均点を少しでも下げようと、毎日執拗に書き込みを続けておられる方も少なくないように見受けられる。

 もちろん、100件に1件くらいは、核心をつくような辛口批評もあるのだが、そういうものを拾って読むには手間がかかりすぎる。限られた時間の中で、番組を楽しく視るための情報を得るという目的でクチコミを拝見するのであれば、低評価書き込みは一切無視して、★★★★★の書き込み(高評価)だけを閲覧したほうがはるかに有意義であると思う。しかも、★★★★★の書き込みは、全体にあたたかみがあり、大家族で一緒に観賞しながら感想を語り合うというほのぼのとした気分になれる。逆に、★の書き込み(低評価)ばかりを視ていると、日常生活までが暗くなってしまいそう。けっきょくのところ、ワンパターンの低評価は、高評価ばかりでなく、内容を伴った辛口批評までもを過去ログに押しやり、閲覧しにくくしているように思えてならない。★の書き込み(低評価)を見つけた外国人研究者から、「日本では批評文化は育っていない、悪口しか言えないのか」と誤解されないことを切に願うしだいである。

 といっても、罵詈雑言は絶えることなく続くだろう。けっきょくは、量より質。質の高い批評(←高評価、低評価いずれをも含む)をふやすことによって、不快感の表明や揚げ足取り的な書き込みが閲覧者から失笑を買うような場を作っていくほかはあるまい。