じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 2月1日の楽天版に「センダンが作る現代アート」の続き。前回は一般教育棟構内・陸上競技場北側の道路であったが、今回は農学部駐車場(本部棟西)で撮影した写真。この光景は毎年見られるが、デジカメの「夜景モード」で撮影したのは今回が初めて。駐車場が空いている土曜日夜でないと撮ることができない。


2013年02月2日(土)



【小さな話題】


ミカンの白いスジをキレイに取る方法

 1月29日に放送された、

●NHKすイエんサー「ミカンをむくときに、実についてくるあの白いスジをキレイに取る方法

を録画再生で視た。こちらの説明にもあるように、白いスジというのは維管束であり、これが実にくっつかないようにいかにして剥がしていくのかがワザということになる。番組で実際に紹介されたのは、
  • ヘタとは反対側から4つ割にする。←2つ割では、ヘタがどちらか一方に偏るため、ヘタのついていない側の維管束が剥がれにくくなる。
  • 皮から実をはがすイメージでそ〜っと力をかける。実から皮をはがそうとして力をいれると力がそこに集中するため切れやすい。
というテクニックであった。

 私自身も、ミカンの皮をむく時にはヘタとは反対側から割るが、そのあとは丸ごと実を取り出して、適当に白いスジをむしりとって口に入れていた。白いスジはこれまであまり気にしたことが無かった。でもってさっそく試してみようと思ったが、いま家にあるのは、皮の厚いハッサク、いよかん、甘夏類ばかりであった。




NHK杯テレビ将棋トーナメントで最強者対決

 NHK杯テレビ将棋トーナメントでいよいよ準々決勝が始まる。トーナメント表にあるとおり、今シーズンのトーナメントは、A級棋士やタイトル保持者が大半を占めており、それ以外で勝ち上がっている棋士も、よく名の知られている鈴木大介・八段と佐藤天彦・七段で、順当な結果そのものとなっている。

 そんななか、2月3日放送分では、事実上の決勝戦とも言える、森内俊之・名人と羽生善治・三冠&NHK杯が対戦することになっており大いに楽しみである。通算の対戦成績では羽生のほうが若干上回っているようだが、このところ名人戦では森内名人が羽生挑戦者を2年連続で撃退している。NHK杯のような早指しでは、羽生のほうが強いのではないかという気もする。

 このほか、今シーズンのNHK杯では、佐藤紳哉・六段の型破りの発言や、橋本崇載・八段によるパロディなど、視聴者を笑わせてくれる場面もあった。

 あと、矢内理絵子・女流四段の物静かで知性あふれる司会もこの番組の魅力の1つであり、来年度以降もぜひ続投を期待したい。余談だが、先日の行方尚史・八段vs郷田真隆・棋王戦の時には、橋本崇載・八段が解説の途中の雑談で「私なんかは将棋も勝てない、結婚もできない」と語ったことを受けて、矢内さんが「私もすごいそれ、耳が痛いです・・・」と受けておられたが、今年あたりは将棋以外の私生活面でサプライズがおこりそうな気もする。ちなみに、囲碁で有名な吉原由香里さんなどは、御結婚後にますます強くなられらようだ。

 NHK杯と言えば、昨年までは、糸谷哲郎・六段の大活躍が話題となっていたが、今年は残念ながら予選で敗退された。もっとも、こちらの「記録のページ:2012年度対局数・勝数・勝率・連勝ベスト20」を見ると、今シーズンは、勝率ランキングで7割以上、Top10以内をキープされており、好調であることは変わりない。哲学の御研究のほうはどうかと思い、念のためこちらで検索してみたが、現時点では、『関西新鋭棋士実戦集』(豊島将之, 糸谷哲郎, 村田智弘 共著)がヒットするのみで、公刊された論文や学会発表は登録されていない模様である。

 元の話題に戻るが、今シーズンのNHK杯では森内、羽生と並ぶ最強者のお一人、渡辺明・竜王も順当に勝ち上がっている。私の個人的な予想であるが、決勝戦はどうやら、森内vs羽生の勝者と渡辺の対決になりそうな気がする。その中ではやはり、羽生がいちばん有利。もし、森内が羽生に勝って、森内vs渡辺となった場合は、早指しということもあって、渡辺のほうが若干有利ではないかという予想。

 なお、昨日行われたA級順位戦の8回戦では、羽生が渡辺を制し、森内名人への3度目の挑戦が確定した模様。もっとも、NHK杯戦の森内vs羽生はその前に収録されているため、この話題は出ないはず。