じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 1月31日は卒論の提出締め切り日であった。今年は要領のよい学生が多く、卒論生18名のうち、締め切り前日の30日に15名がすでに提出。残り3名のうち1名は昼過ぎ、2名は16時50分頃に提出を完了した。写真下は、締切後の17時23分頃に撮影した夕焼け。卒論提出を祝うかのように、彗星型の飛行機雲が出現していた。

なお、過去の記録は以下の通り。


2013年01月31日(木)

【思ったこと】
130131(木)定年退職まで「あと5年2ヶ月」に/「純と愛」の今後の見どころ

 毎月末恒例の点検・総括。

 毎年のことだが、1月から2月は、授業、卒論・修論・博論指導、入試、各種会議などがあって、一年中で最も忙しい季節となっている。そんなこともあって、正月からすでに半年が過ぎてしまったような気もする。

 まず言えることとして、今年の1月は例年になく寒かった。気象庁統計によれば、2013年1月岡山の気温、最高気温、最低気温の月平均値はそれぞれ、4.0℃、8.5℃、-0.1℃であった。これは、平年値(1981年〜2010年)の4.9℃、9.0℃、1.1℃を1℃ほど下回っている。特に、日々の最低気温を見ると、氷点下となった日が31日のうち17日と過半数を占めていた。昨年の1月もけっこう寒いほうだと記憶しているが、こちらの統計によれば、氷点下となった日数は9回にすぎない。もっとも、その前の年の2011年1月は、氷点下となった日数が20回で、かつその年の1月31日にはマイナス4.3まで下がっているので(2013年1月はマイナス2.9℃まで)、何十年に一度の寒冬というほど寒かったわけではなさそうだ。

 気温が平年より1℃低いとか、氷点下の日が何回あったかというようなことは、植物の冬越しに大きな影響を与える。今年は早春の花の開花がかなり遅れそうな気配である。

 さて、私自身の総括であるが、1月は授業、入試、来年度以降の新カリキュラム対策などの実務に追われて、自分の研究には殆ど手をつけられなかった。この状態は2月中旬の卒論口頭試問が終わるまで続く。

 そんななか、私にしては珍しく、毎日、NHK朝ドラ「純と愛」を視る習慣がついてしまった。(1月10日1月29日の日記参照。) 人生60年を振り返ってみても、NHK朝ドラを毎回視たというようなことはこれまで一度も無かった。そういう偏屈な私が視ているのであるから、このドラマはよほど変わっているといってよいだろう。なお、義父の葬式などの関係で第6週から第8週のあたりが空白期間となっていたが、最近になって、ダビングしておいたDVDを再生して夕食時に全部視ることができた。この部分は特に感動的である。Yahooの「みんなの感想」では相変わらず、批判的な発言が多く書き込まれているようだが、私自身は面白く視ているし、今後の展開も楽しみにしている。これからは3月の最終回に向けて次第にハッピーエンドに収束していくものと思うが、1月31日の時点で謎となっているのは、
  • 「里や」の女将の上原サトの正体。ひょっとして資産家? それともこのまま、特にこれ以上には活躍することなくストーリーから離れていくのか?
  • 「里や」に泊まっている「笑わせてくれと言う客」の正体は? それとも、「笑ってよかった」で去って行くだけの人なのか?
  • 純と愛(いとし)のアパートの隣に住んでいる女性(山田さん)の正体は? 今後のストーリーの展開に大きく関係してくるのか?
  • FAQにある「「この世にいるのは不完全な男と不完全な女だけだ」、「わたしがあなたを作り、あなたがわたしを作る、それが愛だ」という言葉は、脚本家・遊川和彦さんが作り出した言葉であり、トルストイの言葉ではありません。しかし、水野安和のキャラクターとして、あえてトルストイの言葉として何度も純に対して語りかけています。それはどうしてなのか…。その真相は、放送終盤で明らかにする予定です。水野はなぜトルストイの言葉としてそれらの言葉を使うのか…放送を是非お楽しみください。..」という謎めいた予告がなされているが、終盤では果たしてどのような展開になるのか?(←もし、トルストイの生涯に関係があるということだと、何となく暗い結末を予想してしまうのだが...。)
  • 宮古島に再建される?と予想されるホテルの資金は誰が融資してくれるのだろうか? 里やの女将か、愛(いとし)の両親か、それとも、...?

 このほか、Yahooの「みんなの感想」で批判的な書き込みを続けている人たちが今後どういう内容の書き込みをされるのか。純の父親や愛(いとし)の母親のようにしだいに心が開いて寛容的な内容に変わっていくのか、それとも最後まで否定的な内容に終始するのかも、まことに興味深い。