小笠原沖皆既日食


(1988年3月)



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上の写真:広角レンズで撮った皆既食
下の写真:皆既食の時の水平線

皆既日食といっても真っ暗になるわけではなく,水平線はどこを見ても夕焼けのように赤く染まっていました。
1988年3月18日に小笠原沖で皆既日食があり,東京や神戸からいくつかアマチュア向けの観測船が出ました。
残念ながら、コロナが見られたのはほんの30秒程度で、そのあと皆既食終了までは雲に隠れてしまい少々物足りない結果となりました。それでも、南洋の明るい空が夕方のように暗くなり、ついには天頂部が暗黒につつまれ水平線はどこを見ても真っ赤に染まるさまは言葉では尽くしがたい異様な風景で、一生忘れることができないものでした。